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秀吉の「黄金の茶室」復元=金箔1.6万枚、抹茶体験も―佐賀・唐津


 豊臣秀吉が造らせたとされる「黄金の茶室」が復元され、佐賀県立名護屋城博物館(唐津市)で無料公開されている。5月ごろからは、茶室の中に入って抹茶を飲むことができる有料の体験プログラムを実施予定で、参加者を募集する。  黄金の茶室は広さ3畳で、壁や天井などに約11センチ四方の金箔(きんぱく)約1万6500枚を張った。毛織物の畳表や絹織物の障子は鮮やかな赤色。組み立て式で移動もでき、復元には約3600万円掛かった。  県によると、黄金の茶室は、1586年に京都御所で開かれた茶会などで使われたとされる。朝鮮出兵の際には、拠点となった名護屋城に運び込まれ、大名や商人、海外使節らを招いて茶会が開かれたという。当時の様子を記した博多の豪商・神屋宗湛の「宗湛日記」を基に、県が文化財修復業者に依頼し、豪華な造りを再現した。  先月27日の公開初日には、きらびやかな茶室を一目見ようと多くの観光客が列をなした。長崎県佐世保市の会社員女性(38)は公開を記念した無料の抹茶体験に参加。「全てが金色だった。歴史上の人物が入ったような場所に入れてうれしい」と話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕復元された豊臣秀吉の「黄金の茶室」=3月27日、佐賀県唐津市 〔写真説明〕復元された豊臣秀吉の「黄金の茶室」に入り、抹茶のサービスを受ける観光客の女性ら=3月27日、佐賀県唐津市
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