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「戦争以外の姿も知って」=京都でウクライナ写真展―仏写真家


 【パリ時事】ウクライナから戦火を逃れフランスにたどり着いた難民の支援に取り組む写真家ユーリー・ビラクさん(60)が、ウクライナの民族衣装に焦点を当てた写真展を8日から京都市で開く。ロシアによる軍事侵攻でウクライナが世界の注目を集める中、「戦争だけでなく、美しい文化も知ってほしい」との思いを込める。  ビラクさんは2004~10年、ウクライナ西部のカルパチア山脈に暮らす山岳民族、フツル族の生活を撮影した。写真展では、フツル族の人々が着古した衣類を使って作った紙に、古典的なゴム印画法で焼き付けた写真を展示。紙には、フツル族の伝統である色鮮やかな刺しゅうもあしらった。  ウクライナ人の両親を持つビラクさんは、パリ近郊の自宅で難民を受け入れているほか、パリに到着する難民と支援団体の仲介にも奔走。「残念ながらウクライナは、戦争のせいで有名になってしまった。写真展では、何世紀も前から続くウクライナの文化を見つめてほしい」と語る。  写真展は、京都国際写真祭の関連イベントとして、JR京都駅近くのギャラリーで5月6日まで開催。キュレーター(展示企画者)の上村優さんは「巡回展も検討している」と話している。(了)【時事通信社】
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