コンタクトケースの回収ボックス＝千葉市〔地域〕

　千葉市は、使用済みコンタクトレンズの空ケースを回収するボックスを市役所１階ロビーに設置した。プラスチック資源循環促進法の施行に伴い、コンタクトレンズを製造・販売する「ＨＯＹＡアイケアカンパニー」（東京都中野区）と連携して、焼却ごみの削減とプラスチックごみの資源化を促進する。設置は２０２３年３月末まで。 　同社は１０年から「アイシティｅｃｏプロジェクト」として空ケースのリサイクルに取り組んでおり、全国２２自治体とケース回収に関する協定を結んでいる。今後、市も同社と協定を結ぶ予定で、締結するのは県内自治体で初めて。回収されたケースは破砕処理後、再生ポリプロピレン素材としてさまざまな製品に再資源化される。　（了）【時事通信社】