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蓄電と代替手段、対策2通り=停電への備えに専門家


 東京電力と東北電力の管内に「電力需給逼迫(ひっぱく)警報」が発令され、一般家庭でも節電が求められた。今回は事前に停電の恐れが明らかになったが、専門家は「停電の多くは地震や台風などで突発的に起きる。いつ起きるか分からない前提で準備しておくことが大事だ」と強調する。  防災アドバイザーの高荷智也さんによると、電気が止まった時に生活を維持するためには、「電気そのものをためておく」「必要な機能を代替する手段を用意する」の二つの視点が重要という。  電気をためておく方法としては、充電式のモバイルバッテリーや乾電池などが挙げられる。在宅用の医療器具を使っている場合や、温度変化に弱いペットを飼育している家庭などでは大容量電源が必要になるため、家庭用発電機が役立つケースもある。  一方、電気を使ってやりたいことや機能を別の手段で代替することも検討が必要だ。調理器具が使えなくなる場合に備えてカセットコンロを準備したり、エアコンの代わりに冬は石油ストーブや上着と使い切りカイロ、夏はうちわや冷却スプレーを準備したりしておく。照明の代わりになるランタンは100円ショップでも購入できるといい、高荷さんは「家の中を見渡して、いま電気を使っている物をチェックしてほしい」と話す。  2018年の北海道地震では、国内初の大規模停電(ブラックアウト)が発生し、道内全域に影響が及んだ。高荷さんは「自分が住んでいる所は直接被災していなくても、遠方の災害で広域停電に巻き込まれる可能性がある」と話し、停電対策の重要性が以前より増していると訴えた。(了)【時事通信社】
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