北海道太平洋側、猛吹雪警戒＝低気圧北上―気象庁

　前線を伴う低気圧が関東沖から発達しながら北海道南東沖へ北上した影響で、１９日は北海道や東北を中心に雨や雪が降り、風が吹き荒れた。低気圧は２０日には千島近海へ進む見込み。気象庁は北海道の太平洋側東部では猛吹雪や大雪、暴風、高波に警戒するよう呼び掛けた。 　北海道えりも町・襟裳岬では１９日午後０時１０分すぎに最大瞬間風速４２メートルを観測。北海道浦幌町では午後６時までの２４時間降雪量が３９センチ、広尾町と岩手県岩泉町では３８センチに上った。 　北海道の太平洋側とオホーツク海側では、２０日午後６時までの２４時間降雪量が多い所で３０センチと予想される。　（了）【時事通信社】