悠仁さま、中学卒業＝「充実した３年間」

　秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さま（１５）は１７日午前、お茶の水女子大付属中（東京都文京区）の卒業式に出席された。４月からは提携校進学制度を利用して筑波大付属高（同区）に進学する。 　式前の午前８時４０分ごろ、ご夫妻とマスクをしたまま大学中庭で記念撮影。報道陣から「中学校生活はいかがでしたか」と声を掛けられると、「休校になった時もありましたが、その中でさまざまな経験をして充実した３年間になったと思います」と応じた。 　宮内庁によると、新型コロナウイルスの感染拡大で、１年生の３学期後半から休校となり、２年生の５月にオンライン授業を開始。６月に対面授業が再開したが、修学旅行が中止となるなど、コロナが学校生活に大きな影響を与えた。 　こうした中、現状でできることを模索し、実り多い学校生活を送った。３年間取り組んだ「総合的な学習の時間」の自主研究では、古いもち米について調べ、お住まいの宮邸で新しいうるち米との交配実験も行った。 　卒業に向け、アルバム・歓送会委員を務め、下級生への返礼として友人とダンスを披露した。 　２０１０年にお茶の水女子大付属幼稚園に入園。小中学校は内部進学だった。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕お茶の水女子大付属中の卒業式に臨まれる秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さま＝１７日午前、東京都文京区（代表撮影）