starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

児童虐待被害、最多2219人=コロナで潜在化懸念―昨年、54人死亡・警察庁


 昨年1年間に警察が検挙した児童虐待は前年比1.9%増の2174件、被害に遭った18歳未満の子どもは同2.2%増の2219人で、いずれも過去最多を更新したことが10日、警察庁のまとめで分かった。無理心中を含め、死亡した子どもは54人に上った。  社会的関心の高まりや児童相談所(児相)との連携強化で警察が把握する虐待事案は増えているが、増加ペースは鈍化している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自粛生活で、被害が潜在化している懸念もあり、同庁は情報収集を強化している。   死亡した子どものうち、身体的虐待を受けていたのは15人、育児放棄(ネグレクト)が3人で、無理心中29人、出産直後の殺害などが7人だった。生命の危険があるなどとして、警察は4882人を緊急に保護していた。  検挙の内訳は身体的虐待が1766件で全体の8割を占めた。性的虐待が339件、心理的虐待が48件、ネグレクトが21件。加害者は実父が最多の1039人で、実母568人、養父・継父371人、内縁の男115人と続いた。  虐待の疑いで警察が児相に通告した子どもは過去最多の10万8059人(確定値)。子どもの目の前でドメスティックバイオレンス(DV)が行われる「面前DV」を含む心理的虐待が約7割を占めた。DVの現場に駆け付けた警察官が、子どもがいた場合に虐待として通告するケースが増えているとみられる。(了) 【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.