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ロシア専門店に嫌がらせか=識者「国家と個人の区別を」


 ロシア軍によるウクライナ侵攻が続く中、ロシア関連の商品を扱う店の看板が壊されたり、ロシア料理店の口コミに無関係な写真が貼り付けられたりするなど、日本国内で嫌がらせが疑われる行為が起きている。識者は「国家がやっていることと、その国の国籍を持つ人は明確に区別すべきだ」と指摘する。  東京・銀座のロシア食品専門店「赤の広場」では2月28日夕、立て看板に猛スピードで自転車が衝突し破損した。同店の経営者はウクライナ人で、スタッフもウクライナやウズベキスタン出身という。看板は通行の妨げにならないよう店先に置いていたといい、店側は警察に被害を相談した。  スタッフが身の危険を感じたため、3月2日にこの件を写真付きでツイッターに投稿。「お店と政治につながりはありません。私たちは日本とウクライナ、ロシア、その他の国々との懸け橋になりたいという気持ちで働いています」と記した。  3日午後までに3万回以上リツイート(転載)され、読んだ人からは「あってはならないこと」「負けずに頑張って」などの書き込みがあった。  このほか、ロシア料理店のネット上の口コミに戦場や兵士とみられる写真を貼り付け、低評価のレビューを大量に書き込むケースもあった。  外国人の人権問題に詳しい師岡康子弁護士は「特定の属性を持つ人々への差別的動機に基づく犯罪であり、放置すればさらなる暴力の連鎖につながりかねない。すぐ止めるよう政府が呼び掛けるべきだ」と話している。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕破損したロシア食品専門店「赤の広場」の看板=3日、東京都中央区
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