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「練習と本番の違い出た」=女子団体追い抜き解説の菊池彩花さん〔五輪・スピードスケート〕


 団体追い抜きで金メダルを取ることはやっぱり簡単じゃないと感じました。  日本は、これまでと違うパターンの作戦にも挑戦してきましたが、昨シーズンは新型コロナウイルスの影響で実戦で試す機会がなくなりました。練習で試すことはできても、それはトレーニングの疲労がたまっている状態で行うこと。レースに向けて体の調子を合わせていく本番とは違います。  だから、高木美帆選手、高木菜那選手、佐藤綾乃選手の3人が力をできるだけ発揮し、先頭交代と一糸乱れぬ隊列の強みを最大限に生かすためには、先頭交代3回の作戦が一番でした。  菜那選手が転倒してしまったシーンは、右足を置くタイミングがずれてしまい、そこから立て直そうとしている中でバランスを崩してしまったように見えました。疲労も一因だとは思いますが、菜那選手のせいではありません。自分だけで抱え込まないでほしいと思います。  長距離女子は押切美沙紀選手を含めた4人と、それ以外が少し差があります。そこの強化をして底上げに取り組まないといけないと思います。今回は悔しい結果ですが、今の若い世代にも勇気を与えただろうし、また五輪の金メダルにふさわしいチームになれるように、チームとしてさらに努力してほしいです。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕2018年平昌五輪女子団体追い抜き金メダリストで、現在は日本ナショナルチーム・アシスタントコーチと富士急コーチを務める菊池彩花さん(本人提供) 〔写真説明〕スピードスケート女子団体追い抜き決勝を終え、高木菜(中央)に寄り添う高木美(右)、佐藤=15日、北京 〔写真説明〕スピードスケート女子団体追い抜き決勝で滑走する(手前から)高木美、佐藤、高木菜=15日、北京
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