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スノボ日本勢、歴史刻む金=冬季五輪で存在感〔五輪・スノーボード〕


 1998年長野五輪で初めてスノーボードが採用されてから24年。日本勢が7度目の五輪にして初の頂点に立った。2016年まで全日本スキー連盟(SAJ)のスノーボード部長を長く務めた萩原文和さんは11日、「長野からずっとメダルが取れると言われてきた。ハーフパイプ(HP)チームが円熟した」と感慨深げに話した。  スノーボードの種目の中でも、細かな身のこなしがより重要となる回転技で競うHPは日本人向きとされてきた。最近は日本勢が上位に顔を出す国際大会が多く、金メダルへの機運は五輪を重ねるごとに高まっていた。  スノーボードには自由な雰囲気が満ちて個性が際立つ魅力がある。その一方で、近年は五輪代表の公の場での乱れた服装や発言が問題化した他、未成年強化指定選手の飲酒や米国合宿時の大麻使用など不祥事も目立った。競技全体のイメージが損なわれ、所管するSAJは規律維持にたびたび苦慮してきた。10年代にSAJ競技本部長を務めた成田収平さんは、アルペンやノルディックなどの伝統競技とスノーボードに「カルチャーの違いはあった」と振り返る。  独善的にならず、関係者が一丸となって戦う意識を植え付けようと考えてきた萩原さんは、平野歩夢の快挙に「チーム全体で取ったメダル。(よりスノーボードを)スポーツとして、競技として理解してもらえれば最高」と話す。成田さんは「(平野歩が)次世代のことを話していたのがうれしかった。プロがあるのがスノーボード。今後もっと人気が出ると想像している」。歴史的な金メダルに、スノーボードの存在感がより高まるとの見方を示した。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕競技を終え、記念撮影するスノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢(中央)ら=11日、張家口 〔写真説明〕スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢=11日、張家口
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