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悔しい不完全燃焼=安藤、腰痛も「準備不足」〔五輪・アルペン〕


 痛めていた腰は限界だった。1ターンごとに悲鳴を上げる。安藤はコース中盤の急斜面に入り、細かく設定された旗門を抜けられなかった。前回平昌五輪に続き、回転は無念の1回目途中棄権。「腰が痛くなってしまったのも準備不足。まだまだ(力が)足りなかった」。悔しさをかみしめた。  2日前の大回転は2回完走して24位。腰痛は悪化し、この日はウオーミングアップもできなかった。「どんな状態でも(新型コロナ)陽性以外は出る」。悲壮な決意でレースに臨んだものの、攻めようとする気持ちに体がついていかなかった。  平昌の後、用具面でサポートを受けていた工藤昌巳さんが専属コーチとして海外遠征に同行。順調に好結果も残し、「信頼できる人がそばにいて、精神的にも安定してこられている」と心身の支えにしていた。周囲の期待も高まる中、大舞台での不完全燃焼に「求められているもの、自分の求めたいものも変わってきて、しっかり準備できなかった悔しさがすごくある」と胸の内を明かした。  2026年に五輪が行われるイタリアのコルティナダンペッツォは、昨年2月にあった世界選手権の回転で日本女子最高となる10位に入った思い出の地。「年齢も重ね、次の4年間は一年一年の重みが変わってくる。一日一日を大切に積み重ねて目指せればいい」。25歳の日本のエースは、自分に言い聞かせるようだった。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕アルペンスキー女子回転、1回目途中棄権に終わった安藤麻=9日、延慶
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