日本、メダル争い絡めず〔五輪・ショートトラック〕

　日本は強化に力を入れてきた新種目の混合リレーでメダル争いに絡めなかった。菊池悠は「全てを懸けるくらいの気持ちだった。悔しい」。 　予選３組で後方でのレースを強いられ、最後はタイム次第で準決勝に進める３着を狙ってアンカーの吉永が懸命に追い上げたが、わずかに及ばなかった。吉永は「展開は予想できていたが（計画通りに）実現できなかった」とうつむいた。 　大会は始まったばかり。男女とも個人戦を残し、男子は５０００メートルリレーもある。女子５００メートルで準々決勝に進んだ菊池純は「それぞれが最善を尽くしてスタートラインに立った」と前を向き、菊池耕は「自分のパフォーマンスはベストだった。個人戦とリレーはもっと楽しめるように頑張る」と気合を入れ直した。（時事）【時事通信社】