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未発見の樹木、9200種か=南米が4割、保護急務―国際チーム


 地球上の樹木は未発見の種が約9200種あると推定されると、米パデュー大などの国際研究チームが1日、米科学アカデミー紀要電子版に発表した。現在確認されている樹木は約6万4100種で、合計すると約7万3300種になる。未発見の種は、4割の約3900種が南米にある。  特にアマゾン川流域の熱帯雨林やアンデス山脈沿いの高地に多いとみられ、調査を進めて伐採や森林火災から守る措置を急がないと、未発見のまま絶滅する種が増える恐れがあるという。  樹木の定義は国際自然保護連合(IUCN)の専門家グループに従い、(1)堅い幹が1本の場合は高さ2メートル以上(2)複数の場合は胸の高さで直径5センチの垂直な幹が1本以上―ある木本(もくほん)の植物とした。地球上の植生を地域ごとに細かく分け、過去の調査や種の確認の進展状況から未発見の種の数を推定した。  現在確認されている種は、大陸・地域別では南米が約2万7200種と4割を占めて最も多く、2番目はユーラシアが約1万4100種で2割に当たる。続いてアフリカ、北米、オセアニアの順に多い。未発見の種が南米に続いて多いのは、北米の約2500種、ユーラシアの約2200種と推定された。(了)【時事通信社】
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