谷口、代役へ意欲＝吉田不在で「チャンス」―サッカー日本代表

　サッカー日本代表候補の強化合宿（千葉市内）に参加しているＤＦ谷口彰悟（川崎）が２０日、吉田（サンプドリア）の代役として強い意欲を示した。「チャンスと感じている。そこの座を狙っている」と腕をさする。 　主将の吉田は故障のため、今月下旬に再開するワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選２試合を欠場する見込み。谷口にとって最終予選は未知の戦いとなるが、「自分もできる、ということをアピールして、結果としても証明したい」。 　センターバックは、吉田と冨安（アーセナル）のコンビが不動。大津高（熊本）の後輩、植田（ニーム）も競争相手の一人で、「負けていられない」。川崎の主将としてＪ１連覇に貢献した自負がある。 　２０日のゲーム形式の練習では、持ち味の鋭い縦パスを通して攻撃のスイッチを入れ、空中戦でも安定した強さを披露。「一回一回の練習、ワンプレーが勝負になる」。決意はプレーにも表れている。（了）【時事通信社】