「とっておき」イチゴをＰＲ＝鳥取県〔地域〕

　鳥取県内のイチゴ生産者などでつくる「鳥取いちごブランド化推進協議会」は、県のオリジナル品種「とっておき」の販売促進に向けて、県庁でメディア向けにＰＲ活動を行った。協議会の会長でＪＡ全農とっとりの竹之内啓副本部長は「赤く華やかなイチゴを食べて明るい気持ちになってほしい」とアピールした。 　協議会は販売促進に向けて、１月１５～３０日の土日、「とっておき」をはじめとした県産イチゴを販売する特設コーナーを、県内５カ所のＪＡ直売所に設置。来訪者には県内在住のイラストレーターがデザインした県産イチゴのポストカードも無料配布し、消費拡大につなげる。 　「とっておき」は、２０１８年に県が２０年かけて開発した品種で、すっきりした甘さや程よい酸味などが特長。今シーズンの作柄は平年並みで順調という。２１年１２月から２２年５月まで出荷される。　（了）【時事通信社】