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診療継続へ広がる支援=患者受け入れで協力―大阪ビル放火


 大阪市北区で発生したビル放火殺人事件で、現場となった「西梅田こころとからだのクリニック」には多くの患者が通院していた。行き場を失った患者のため、行政は相談窓口を設置して転院先を紹介。一部のクリニックはホームページで患者受け入れを表明するなど、支援が広がっている。  大阪府と大阪市は、事件3日後に相談窓口専用の電話を開設。患者の居住地や勤務地に合わせて転院先を紹介しており、相談件数は1週間で計約300件に上った。今後の通院や処方薬に関する内容のほか、「先生のことを信頼していたので悲しい」という声も寄せられたという。  実際に病院を紹介されたという40代の女性は「たまたま自宅近くの病院が決まった。薬も1日切れただけで済み、幸いパニックなども起こさなかった」と話した。  同市東淀川区の「清水クリニック」(清水聖保院長)は、問い合わせのあった患者を受け入れて診療した。清水院長は「薬によっては処方できる医師が限られているものもある」と話し、「診療方針や相性が合わなければ再び転院しても構わない。今はひとまず、薬を手に入れることで安心してもらえるのでは」と語った。(了)【時事通信社】
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