福島、試合経験に感謝＝全日本総合バドミントン

　女子ダブルスの福島、杉村組は第２ゲーム途中で棄権。前日に右足を痛めた杉村が強行出場したものの、本来の動きができずにプレー続行を断念した。 　福島は、東京五輪でペアを組んだ広田彩花（丸杉）が右膝の手術を受けてリハビリ中のため、日本代表やリーグ戦では、さまざまなパートナーと組んで出場してきた。「試合をさせてもらえたのは自分にとってすごくプラスだった」と前向きに話し、悔し涙の杉村には「いい経験になってくれればいいなという気持ち」と思いやった。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕女子ダブルス準決勝、ポイントを取られた福島由紀（右）、杉村南美組＝２９日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ