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来秋ドラフトの目玉は二刀流=最速150キロ左腕の日体大・矢沢―大学野球


 4番投手として先発マウンドに上がり、別の日は指名打者(DH)や外野手として中軸で出場する。そんな投打「二刀流」をレベルの高い首都大学リーグでこなしたのが、日体大の3年、矢沢宏太(神奈川・藤嶺藤沢)だ。「投手としても野手としても、(来秋の)ドラフト1位というレベルを目指したい」。目標は明確だ。  身長173センチながらも、左腕からの直球は最速150キロを誇り、三振を奪えるスライダーが武器だ。今春のリーグ戦は開幕戦に「3番投手」で先発し、全10試合のうち5試合に登板して3完投。3勝2敗、防御率0.90の成績を残し、打っては2本塁打を放った。  50メートル5秒8の俊足も兼ね備え、古城隆利監督は「パンチ力もあるし、足も速いし、肩もある。外野手としてもトップレベル」と評す。今秋は打撃の調子を落とした終盤は、投手のみでの出場も多くなったが、来年について監督は「どっちもやらせます」との方針を示す。  米大リーグで「二刀流」として活躍するエンゼルスの大谷翔平選手について、「ちょっとすご過ぎてイメージが湧くレベルではない。自分とつなげるのは難しい」と矢沢。「自分は三振を取っていきたい投手。球数は少し多くなるが、自分らしさの出るような投球を目指していきたい」と冷静に分析する。  高校3年時にプロ志望届を出したが、指名漏れの悔しさを味わい、その時から4年後の指名を見据えて体づくりなどに励んできた。このオフの目標を「直球の精度と平均球速を上げ、打撃では自分のスイングの中で長打が打てるように」と話す。今度こそ「実りの秋」を迎えるために。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕東海大戦で力投する日体大の矢沢=10月16日、浦安市
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