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剣道家や「介護男子」、夫婦も=犠牲の25人、人生半ば―大阪ビル放火


 大阪市北区のビル放火事件では、剣道家や元介護スタッフ、仲の良い夫婦ら25人が犠牲となった。現場のビル前には献花に訪れる人が絶えず、知人らは悲嘆に暮れている。  「昇段に向けて、一生懸命稽古に打ち込んでいた」。亡くなった大阪府豊中市の男性(34)が通っていた剣道愛好団体の関係者はこう振り返る。男性は3月まで岐阜県羽島市内の中学校で教壇に立ちながら、剣道部の顧問も務めていた。  男性のものとみられるフェイスブックには、趣味のスキューバダイビングを楽しむ様子も投稿されていた。  兵庫県尼崎市の男性(37)は以前、介護スタッフとして大阪府内の高齢者施設で働いていたという。メディアから「介護男子」として取材を受け、「利用者とのコミュニケーションが一番の醍醐味(だいごみ)だと感じています」とやりがいを語っていた。  近隣住民は男性がバイクに乗って出掛ける姿をしばしば見掛けていた。母、妻と子ども2人の5人暮らしで、住民は「笑顔が印象的で、目を見てあいさつしてくれる人だった」と惜しんだ。  奈良県生駒市の男性会社員(43)は妻(37)と共に事件に巻き込まれた。自宅近くに住む女性によると、休日は娘と一緒に3人でバドミントンをして遊んでいたという。  夫の知人で、22日に現場を訪れた男性は「口数は少ないが、おとなしい中に強さがあった。とてもショックだ」と突然の別れを惜しんだ。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕火災があったビルの前で手を合わせる人=23日午後、大阪市北区
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