starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

多数死亡ビル火災、過去にも=狭さや障害物、避難妨げ


 繁華街の雑居ビルでは過去にも、不特定多数の人が巻き込まれて死亡する火災が起きている。2001年には東京・歌舞伎町の雑居ビルで44人が死亡する火災があったほか、08年には大阪市の個室ビデオ店が放火され16人が死亡。いずれも避難経路の狭さや障害物などが迅速な避難を難しくし、甚大な被害を招いたとされる。  01年9月の歌舞伎町雑居ビル火災では、階段に置かれた障害物が避難を妨げたほか、防火戸が前に置かれた荷物で閉まらなくなっていたことが判明。ゲーム店や飲食店の客ら44人が死亡する大惨事となった。放火の疑いが強いとみられているが、出火原因は特定されていない。  08年10月に起きた大阪市の個室ビデオ店火災では、客の男が店内に放火し16人が死亡した。消防法上、設備面で大きな違反はなかったとみられているが、店には出入り口が1カ所しかなく、個室が並ぶ細い廊下は袋小路のようになっていた。炎や煙で行く手を阻まれ、多くの客が個室から出られず死亡したとされる。  放火事件では、36人が死亡、32人が重軽傷を負った19年7月の京都アニメーション火災が平成以降最悪の被害となった。アニメ制作会社「京都アニメーション」の第1スタジオ(京都市伏見区)で男がガソリンをまき放火。死者のうち20人は屋上へ上がる階段で重なるように倒れており、避難中に有毒ガスを含む煙が充満し、次々に意識を失ったとみられている。 (了)【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.