皇族数確保、２案併記へ＝最終報告の骨子決定―政府有識者会議

　政府は６日、安定的な皇位継承の在り方を検討する第１２回有識者会議（座長・清家篤元慶応義塾長）を首相官邸で開いた。年内にも出す最終報告の骨子を決定。皇族数の確保に向け、(1)女性皇族が結婚後も皇室に残る(2)皇族の養子縁組を可能にして旧宮家の男系男子を皇籍復帰させる―の２案を併記する見通しだ。