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「お金のセンス」が最も高い年代は「30代」。都道府県別では「島根県」が1位に



あなたはお金や投資について、将来を見据えて真剣に考えたことはありますか?
日本証券業協会は、“人生100年時代”を見据えて、これからのお金との向き合い方や証券投資について学び、考えてもらうことを目的とした取り組み『100年大学 お金のこと学部』の一環として、「お金のセンス」を測るウェブテストを実施しました。
「NISA(ニーサ)の日」にちなんで2月13日に発表された、その興味深いテスト結果をご紹介します。

お金と向き合う30代は「お金のセンス」が磨かれる?
テスト結果の調査は、「100年大学 お金のこと学部」ウェブサイトにて「お金のセンス」を受験した方合計38,359人(男性28,609人、女性9,750人)を対象として実施。男女別でテスト結果の平均点をみると、男性のほうが女性より高く、男性71.07点、女性63.55点でした。年代別では、30代が最も高く、次いで40代、50代の順でした。
一般的に20代から30代は、様々なライフイベント(結婚、出産、転職、マイホーム購入など)によって環境が一変する人が多く、お金のことについて考える機会が多い時期であると推察されます。

「お金のセンス」が最も高いのは島根県民
47都道府県別の平均点を見ると、「お金のセンス」が最も高いのは島根県(72.20点)で、次いで沖縄県(70.97点)、静岡県(70.77点)の順に高い結果となりました。
島根県広報部長 栗原昌子さんは、今回のテスト結果について、「島根県は貯蓄率が日本一高く(※)、まじめで粘り強い県民性」とコメント。ただ貯めるのではなく、必要なことや将来への投資に向け、考えたお金の使い方ができるということなのではないかと分析しました。
(※総務省「社会生活統計指標-都道府県の指標-2018」平均貯蓄率(勤労者世帯)データより)
また2位は沖縄、3位は静岡がランクインしており、平均点の高い10県を色付けすると、西日本に集中しており、「お金のセンス」は西高東低であることがわかりました。

「つみたてNISA」若年層からの長期・積立・分散投資でよりよい資産形成を
2018年1月よりスタートした「つみたてNISA」は、年間40万円までの投資額にかかる運用益が非課税となる制度です。非課税となる期間は最大20年間で、対象商品は長期の資産形成に適した商品に限定されているため、投資未経験者でも始めやすいといえます。
また、まとまったお金がなくても、定期的に一定金額を積み立てながら無理なくコツコツ証券投資をすることで、リスクを小さくすることができ(長期・積立・分散投資)、じっくり資産形成できます。

「人生100年時代」と言われている現代。より充実した人生を過ごすためにも、ライフイベントに直面するタイミングになってからお金のことを考えるのではなく、”今“から自身の人生と資産形成について考え、少額からでもコツコツと資産運用を行うことが大切だといえるのではないでしょうか。

【参考】
※NISA
http://www.jsda.or.jp/nisa/nisa.html

※つみたてNISA
http://www.jsda.or.jp/nisa/tsumitate/

※ジュニアNISA
http://www.jsda.or.jp/nisa/jr/



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