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【ガーデニング】ローメンテな斑入りプランツ|庭をおしゃれに見せるおすすめ種類5選


庭がおしゃれに見えるコツは、カラーリーフを上手に取り入れること。中でも1種類は入れておきたいのが、「斑入り葉プランツ」です。

斑入り葉は庭にハイライトを入れてくれ、表情を豊かにしてボリュームよく見せてくれます。

今回は、ローメンテナンスでも楽しめる斑入りプランツを集めてみました。単調な庭をおしゃれにしたい狭い庭を明るく見せたい人におすすめです。初心者でも育てやすい丈夫な種類を中心に解説します。

斑入り葉で庭を明るく

斑入りプランツとは?

斑入り葉とは、白や黄色の模様が入った葉のこと。ピンクやオレンジ色が入る品種もあります。

斑入りが生まれた詳しい理由は解明されていないようですが、遺伝子的な要因や生理的な要因で、葉緑素がない部分ができて斑が現れます。斑の入り方もさまざまです。

園芸においては、品種名に「斑入り(ふいり)」「variegata(バリエガタ)」などと表記されます。非常に多くの植物に斑入り種がみられ、その色の妙や美しさが園芸種として人気です。

うまく取り入れておしゃれな庭に

緑と斑の部分が絶妙なカラーリングを作り出す斑入りプランツは、それ自体が非常に変化に富んでいます。そのため殺風景な庭でも、一株あれば植栽にデザイン性を生み出してくれます。

またひとことで斑入りといっても、斑の色も入り方も多種多様です。うまく使い分けることによって、さまざまな雰囲気を作ることができます。目を引く庭はだいたい、斑入りプランツがうまく取り入れられているケースが多いように思います。

おすすめ斑入りプランツを解説

そこで今回は、初心者にまずおすすめしたい丈夫で育てやすい斑入りプランツを5つご紹介します。

狭くてあまり植物を植えられない花壇や庭 などに、ひとつあると便利な種類たちです。また耐陰性のある種類は、 暗くなりがちな狭い通路 も明るくしてくれます。庭をイメージチェンジしたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

ツルニチニチソウ

photo by photoAC

グランドカバー向きの斑入りプランツ

ツルニチニチソウはつる性の多年草で、つるを伸ばして地面を広がっていくためグランドカバー向きの植物です。春から初夏に咲く紫色の花もかわいらしくて魅力的。ひとまわり小さい品種のヒメツルニチニチソウは日陰でも育つのでシェードガーデンにもよく使われます。

丈夫で初心者向きな上、園芸店やホームセンターなどで周年手に入るので挑戦しやすい斑入りプランツです。

性質と育て方

非常に生育旺盛で成長が早く、どんどん広がっていきます。

花壇前方を埋めたい場合などにもおすすめですが、夏は特に伸びすぎて手が余ることも。木の根元など広いスペースや、家と塀の間の狭いスペースなどを埋めるのにおすすめです。また、トレリスなどに這わせて仕立ててもきれいですよ。

伸びすぎたら適当なサイズに剪定しましょう。どこで切ってもまた伸びてくるので、剪定初心者でも簡単に管理できます。

グレコマ

香りもいい斑入りプランツ

こちらもグランドカバー向きのつる性の多年草です。アイビーの葉に似ているので、グランドアイビーとも呼ばれます。和名のカキドオシという名は、垣根を通るほどよく生育するという意味で、その通り非常に生育旺盛です。

春に薄青紫の花を咲かせ、葉からはシソ科らしい香りがします。葉色や斑の入り方も品種によって違い、茎が赤いレッドステムなどの品種もあります。一株でしっかり広がるので、少し試してみるのにもちょうどいいかも。

性質と育て方

暑さにも寒さにも強く丈夫です。

花は少なくなりますが日陰でも育つので、シェードガーデンによく使われます。踏み付けにも耐えるため、アプローチの枕木周りやコンクリートの目地にもおすすめです。

やはりよく伸びて増えすぎることがありますが、伸びすぎた部分はカットして抜いてしまえばOK。剪定位置や時期もあまり気にしなくていいので、手入れに時間をかけられない人にもおすすめです。

ギボウシ

種類豊富な斑入り葉

シェードガーデンの代表格とも言えるギボウシ。葉の形や斑の入り方が美しいためヨーロッパの庭園などでも定番の植物です。日本を含む東アジア原産のため日本の気候でも育てやすく、環境が合えば手がかかりません。

小型のタイプから、中型、大型とあり種類が豊富です。クリーム色の斑入りや、縁に斑が入るタイプ、真ん中に斑が入るタイプ、まだらに入るタイプなど模様もさまざま。コレクションしたくなる斑入りプランツです。

性質と育て方

日陰でも育ちますが本来は日光が好きで、風通しのいい半日陰を好みます。環境が合えば生育旺盛で、特に手入れは必要ありません。大きくなりすぎたときは、株を割るように株分けするといいでしょう。

夏に花茎を伸ばして花をつけるのも魅力的です。花色は白や紫色で、斑入り葉だけでなく花も涼やかに見せてくれます。冬は地上部が枯れ、春になるとまた芽吹きます。

プリペット

低木の斑入りプランツ代表格

斑入りの低木で定番なのがプリペットです。プリベット、イボタなどとも表記されます。丈夫で乾燥にも強く、生垣などにもよく使われます。

中でも人気は白い斑入りのシルバープリペット。枝ぶりも柔らかく、洋風にも和風にも合わせやすい斑入りプランツです。冬は常緑できれいな斑入り葉を見せてくれ、春に咲かせる白い花は上品な甘い香りがして、四季を通して楽しめます。ほかにも黄色の斑入り品種があります。

性質と育て方

中国や台湾原産で、日本の気候にもよく合います。病害虫にも強く、暑さ寒さにも強いので寒冷地でも地植えできます。

枝が暴れがちですが、剪定に強いので刈り込みにも耐えます。強剪定をしてもよく芽吹くので、初心者でも難しくありません。ただし枝がよく伸びるので、放置していると道路や隣家に飛び出すことも。こまめな手入れが難しい方は、敷地の境界に植えるのは避けたほうがいいかもしれません。

ウェストリンギア

モダンな斑入りプランツ

オーストラリア原産の常緑低木です。丈夫な性質とモダンなイメージで、近年庭木や生垣として人気があります。植栽との組み合わせによってかわいらしくもかっこよくもなり、とても使い勝手のいい植物です。

シルバーがかった斑入りのスモーキーホワイトが人気で、シルバーリーフとも斑入りとも言える絶妙なカラーリングが庭を柔らかく見せてくれます。ほかにも明るいクリーム色の斑入りやピンクがかった斑入り品種などもあります。

性質と育て方

暑さや寒さに強く、病害虫に強い丈夫な性質です。庭植えでは根付けばほとんど水やりも必要ないので手間がかかりません。

成長がゆっくりで、自然樹形が美しいため枝が暴れにくいのもおすすめポイント。また剪定も時期を選ばないので難しくありません。ただ風通しが悪いと調子が悪くなることがあるので、梅雨頃に透かし剪定をしてあげるといいでしょう。

徐々にカラーリーフを取り入れてみて

斑入りプランツは、たくさん種類を入れすぎると庭がごちゃついて見えてしまうのが少し難しいところ。できれば初めはワンポイント程度から使っていきたいアイテムです。

まずは斑入りプランツをひとつ取り入れてみて、バランスを見ながら徐々に増やしてみましょう。なじんできたら次は銅葉などのほかのカラーリーフを配置してみるといいですよ。


しまうま

余暇プランナー

田舎暮らしの30代フリーライター。イングリッシュガーデンやオージーガーデンが好きな2児の母です。花屋と園芸店で勤務経験があり、今はガーデンデザインの勉強中。最近ついにマイガーデンに着手し、ゆる〜くかつ素敵なお庭を作るべく、日々試行錯誤しています。かっこよくて魅力的なネイティブプランツや、のびのび育つのに繊細なフォルムのハーブや花々が好き。リアルな庭作りの情報をお届けしたいと思います。

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