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【春に向けてのガーデニング】実りの秋に畑をつくろう♪


秋植え春咲き球根植物」という球根を知っていますか。

秋のうちに球根を植え付けておけば、春に花を咲かせる植物のことをいいます。秋のうちに植えておけば春に芽を出し華やかに開花してくれるので、春に慌てて植える必要はありませんし、冬を越えて芽が出ることで春の訪れを感じられるでしょう。

難しい作業は必要ありませんので、春に向けて畑の準備にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。この記事ではおすすめの球根を4つ紹介していきます。

秋植え春咲きの球根植物

秋に植えておくと冬を越え、春に華やかな花を咲かせる球根があります。 これらの植物を「秋植え春咲き球根植物」と呼から植えて畑を準備しておけば、冬を越し春に咲く花を楽しめるのです。 代表的な秋植え球根ですと、チューリップ、デイジー、パンジーなどが挙げられます。

放っておいても毎年開花するように

秋植え春咲きの球根は種類によりますが、植えっぱなしにしておけば土の中に根を残し毎年花を咲かせる宿根草(しゅくこんそう/しゅっこんそう)として成長する品種もあります。冬には枯れてしまったりもしますが、 土に根が残っているの毎年春に開花を楽しませてくれるのです。

春に向けて畑を準備

秋植え球根は9~11月の秋に植えますが、9月の初めはまだまだ気温が暖かく、球根のカビが発生する原因になってしまいます。なるべく9月の後半から植えるようにしましょう。ただ、今では温暖化の影響で9月の後半でも暖かい日が増えています。 球根を植える基準としては気温が15度もしくは紅葉が始まったら とも言われています。暦だけでなく秋の肌や視覚でも訪れを感じるようになったら球根の植え付けを始めましょう。

また、球根はホームセンターや園芸店でも購入できますが、季節商品で決まった期間にしか購入しにくくなってしまいます。なので購入時期を逃さないように注意しましょう。秋植え球根の販売は夏の終わりから秋にかけてがシーズンです。

秋植えの注意点

まずは球根ですが、 ずっしりとした重みのあるものを選びましょう。 触ってみて腐って柔らかくなっていないか、カビも生えていないかよく見てから購入してください。球根はじめじめした暑い場所が嫌いなので、植えるまでの 保管場所も風通しが良く涼しい場所で保管してあげてください。

秋植え球根の花

代表的で人気な秋植え球根を4選と、それぞれの育て方をポイントを絞って紹介していきます。

チューリップ

チューリップはユリ科チューリップ属で、赤、白、黄色、ピンク、オレンジなど他にも多彩な色を咲かせます。このようにチューリップは色を始め、多様な種類があり、さらに早咲き、普通咲き、遅咲きなど咲く時期も違います。普通咲きの場合は年明けの1月頃から芽を出し始め、4月には花を咲かせます。早咲きは3月頃、遅咲きは4月から5月頃が開花の目安です。 他の花と開花のタイミングを合わせたい場合などはお好みの時期に咲く球根を選ぶと良いでしょう。

植え付け時はチューリップが好む水はけの良い土に、球根2個分の深さに植えます。複数植える場合は球根2個分ずつ間を開けましょう。チューリップは複数植えた方が華やかで楽しい花壇になるので1つより多く植えるのをおすすめします。ホームセンターなどではチューリップ専用の土も販売されているのでチェックしてみてください。

スイセン

春の訪れを知らせてくれるの球根植物のスイセンです。開花時期は3~4月とされており、黄色のスイセンを見かけることが多いかと思いますが他にも 白、ピンク、緑、オレンジなど多彩な色で楽しませてくれます。 秋咲き、冬咲き、春咲きと品種によって開花時期が変わりますので 秋植えならば春咲きの品種を選んでください。

スイセンは水栽培も可能ですが、地植えの場合は水はけが良く肥沃な土を好むので、肥料を土に混ぜ込んでならしておきます。球根2個分の深さに植え付け、複数植える場合は球根と球根の間を10㎝間隔で植えてください。追肥や水やりは特に必要なく、植えっぱなしでも問題ありません。

ムスカリ

ムスカリは、小さなブドウの房のような青紫の花が並んだキジカクシ科ムスカリ属の球根植物です。大きくなっても約15㎝ほどと小ぶりながら鮮やかな見た目は、ムスカリだけでも壮観ですが チューリップやスイセンなどと一緒に咲くと美しいコントラストを楽しむことができます。

育てる場合、日当たりが良く水はけの良い場所に球根を植えましょう。ただし、酸性の土は苦手なので酸性が強い場合は焦土石灰を混ぜて中和させます。植え付けは球根3個分の深さで、球根と球根の間は2個分ずつ空けましょう。ムスカリはいくつも多めに植えておくと華やかでおすすめです。水やりは必要なく、肥料は植えた後の11月と花が咲いた後の4月か5月の計2回与えましょう。ムスカリは花壇のアクセントとしてもぴったりのお花です。 初心者でも育てやすいので秋植えに取り入れておきたい品種です。

スノーフレーク

スノーフレークはヒガンバナ科のスノーフレーク属で、コロンとした丸い白い花を咲かせ、花びらの先がフリルのようになっており見た目はスズランに似た可憐さがあります。 花の部分がスズラン(鈴蘭)、葉の部分がスイセン(水仙)に似ていることから別名「鈴蘭水仙」とも呼ばれています。 開花は3~5月で草丈は10~20㎝ほどまで成長し、見た目は可憐ですが植えっぱなしでも花を咲かせ、害虫被害もないという強さを持っています。さらに自分で球根を分球して増やしていきます。

土は水はけよく日当たりの良い場所を好み、植え付け時に肥料を与えます。植え付けは球根2個分の深さで球根と球根の間は3個分ほど空けて植えます。土が乾いたら水やりをしてあげてください。可憐な見た目ですが植えっぱなしでも問題なく、自分で分株して増える強さを持つ品種です。

春に華やかな花を咲かせる

秋に植えておけば、厳しい冬を越えて春に華やかな花を咲かせる秋植え球根植物を紹介しました。

球根は冬の寒さにも耐えれる強さを持っているので特に対策は必要ありません。家庭菜園初心者でもおすすめです。 冬の厳しさに耐え抜いた球根が春に咲き誇る姿は生命のエネルギーとパワーを感じられることでしょう。


大塚なつこ

余暇プランナー

緑に囲まれた田舎住み。田舎しか勝たん。休日は畑やったり、ゆっくり家族と過ごすのが好き。旅行は好きなので国内・海外いろいろ行っちゃってます。雪国育ちだけど将来の夢は南国でずっと夏を過ごすこと。難しく考えず、ゆったりとリラックスした気分で読める記事を目指しています。知識をたくさん取り込んで、たくさん発信します。

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