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栄養学×アーユルヴェーダ×ヨガの知識で働く人が健康的に輝けるサポートをしたい!Vol.1



現在、食とヨガのスペシャリストとして活動中の岡清華さん。大学時代に栄養学を学び、食の観点から自分自身を整えたい、人の役に立ちたいという考えを追求したところから、ヨガスクールFIRSTSHIPの海外留学プログラムにて全米ヨガアライアンスRYT200を取得されました。ヨガやアーユルヴェーダを学んだことを通して、ご自身の人生がどう変化していったのか、これからどんな未来を描いていきたいのかを熱く語っていただきました。Vol.1では、苦手だったヨガを教えるまでに至った経緯をご紹介します。


実はヨガが大嫌いでした!

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−Tonoel編集部(以下 T)

岡さんがヨガやアーユルヴェーダに出会ったきっかけを教えてください。

−岡清華(以下 岡)

ヨガはFIRSTSHIPのハワイへのヨガ留学プログラムに参加するまでほとんど経験がありませんでした。というのも、幼い頃からじっとしているのが苦手な性格で、運動もハードな筋トレやランニングなど、とにかくアクティブなものが好きだったからです。



大学の授業でヨガをしたことがあったのですが、体が硬くて筋肉質だったし、一つのポーズでじっとしているのも辛かったので、好きにはなれませんでした。
一方で、高校時代からなんとなく“自分が整っていない”という感覚がありました。「健康的に痩せたい」と思えば思うほど、心身のバランスを崩してしまうという経験を通して、「人の心や体はどう動いているのか?」に興味を持ち、栄養学を学び始めました。その後本格的に栄養学を学びたいと思い、管理栄養士の資格取得のための大学へ入学しました。
ところが、大学で4年間学び、いよいよ管理栄養士の国家試験を受けるという時期になっても、私の“整っていない”という感覚は解決できていませんでした。健康になるための食事や臓器の働きなど人体の仕組みについて理解しているはずなのに、なぜ自分を整えられていないんだろう?と。
この疑問を解決するには、管理栄養士の知識だけでは足りないと思い、心技体じゃないですけど、今度は心と体について学ばなければと感じました。あれこれ探している中で、インドの伝承医学であるアーユルヴェーダを知りました。
−T

FIRSTSHIPの海外留学プログラムへ参加したのはなぜでしょうか?
−岡

カラダとココロと食事の関係性について調べていくと、「アーユルヴェーダ」というキーワードを見つけました。食事方法や人それぞれ体に合う食べ物や生活習慣があるということを知り、どんどん興味が湧いたんですね。そこでマイラ・リューイン先生を知りました。(※)マイラ先生に学びたいと思ったところ、FIRSTSHIPの全米ヨガアライアンスRYT200取得トレーニングをマイラ先生が担当していると分かって。
「ヨガか…」とは思いましたが、このトレーニングに自分が求めている“ヒント”があるのではと思い、管理栄養士の国家試験を受けた後、すぐにカウアイ島でのプログラムに参加することにしました。



(※)マイラ・リューイン…ヨガ、アーユルヴェーダの第一人者。10,000時間を超える圧倒的な指導実績で全米ヨガアライアンスE-RYT500に初めて登録された人物。ハワイ・カウアイ島でHALE PULE YOGA STUDIO運営。

毎日泣いていた最初の1週間 一方で“自分が整っていく感覚”を体感するように

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−T

自ら嫌いなものに飛び込んでみて、それが自分にとって心地良いものだと感じた出来事はありましたか?
−岡

トレーニングに参加した最初の1週間は毎日泣いていました。じっとしていられない性格だから瞑想や呼吸法は苦手だし、ヨガはツライし、でも周りはヨガが好きという人たちが集まっていたので…。ただ、毎日ヨガを実践し、アーユルヴェーダの考えに沿った生活をしていくと、次第に“自分が整っていく感覚”を感じられるようになっていきました。
トレーニング中はマイラ先生から「毎日自己観察をするように」と言われていて、朝みんなが集まった時に「昨日と今日の朝で何か違いを感じますか?」と聞かれるんですね。そこで初めて自分を観察していくと、体や心の変化を敏感に感じ取れるようになったし、自分が固執していた思い込みや考え方が変化していきました。
例えばすごくハードなヨガをした後の瞑想と、リラックスした状態から始める瞑想では全く感覚が違いました。また、「さっき瞑想した時は心が安定して気持ちがぐらついていなかったな」と、少しずつ心地良さも理解できるようになりました。
また、以前の私は白米は太るから…と食べていなかったのですが、「あなたには必要だから!」と、出してもらったバスマティ米を恐る恐る食べ続けると、本当に心も安定し体からエネルギーが満ち溢れた状態を保つことができました。
苦手だ、嫌いだと思っていたものでも、「信じてやってみなさい」という言葉に導かれて実践していくと、自分の中の常識を手放せたり、心地良さを感じられるようになったりして、“自分が大きく変わっていく”経験でしたね。
トレーニング中の生活を通して心地良さを感じられるようになりましたが、東京での生活でそのままのスタイルを実践することはできないと思います。ハワイでのストイックな生活をすることが私の人生ではなく、その要素を取り入れながら人生を豊かにしてくという考えの方が、私には合っているなと。



しかし、いつでもその心地よさには戻れる方法を知ることができました。今ではアーユルヴェーダやヨガのない人生はありえないというところまで、生活や人生そのものに溶け込んでいます。
―T

大人になってから自分の価値観や習慣を変えるのはなかなかできないことですし、それを受け入れることも大変だと思いますが、そういった辛さはありませんでしたか?
―岡

もちろん最初の1週間は全てが受け入れられなかったし、トレーニング中は変えられたとしても、いざ日本に帰国して一人になった時に元の自分に戻ってしまうということはありました。



でも、「何を食べたらいいの?何をしたらいいの?」と、どれが私に合っているのか分からず悩んでいた頃とは違って、トレーニング中に探し求めていた“自分が整った状態”を体験しているので、あの究極の状態に完全に戻すことはできなくても、そこに近づくにはどうしたらいいのか、今のライフスタイルと掛け合わせて、今の環境なりの心地良さを維持するようにしています。

ヨガの先生になるなんて思っていなかった!?人気インストラクターになるまでの日々

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ーT

ハワイで1ヶ月間のトレーニングを修了後はどんな活動をされていたのでしょうか?

−岡

ハワイから帰国後は、さまざまな国の食事方法など、もう少しその他も学びたいなという思いがありました。そこで、将来のビジョンを見据えて、飲食に関わるため、ご縁をいただいたおでん屋さんの女将をやってみたり(笑)コールドプレスジュース屋さんのスタッフとして働いてみたり…とにかく無我夢中で食に関わる仕事をしました。



ローフードが流行していた時代でしたが、私はアーユルヴェーダの方に興味があった人間なので、ジュース屋さんで「アーユルヴェーダをやりたい」ということを言い続けていたんですね。そうしたら、アーユルヴェーダのランチを提供させていただけるようになり、メインの調理を任していただけることになりました。



そこでアーユルヴェーダの先生が監修したレシピを学びながら調理を担当しつつ経験を積んでいました。その傍ら、ご縁ありご紹介いただいたパーソナルスタジオでヨガを教える機会を得ました。
RYT200は取得したものの、最初はヨガの先生になるなんて一つも考えていませんでした。ところが、そのスタジオに来るお客様はビジネスマンが多く、かつ「ヨガってあんまり興味ないけど、なんか、いいんでしょ?」というスタンスの方も多かったんです。



私もヨガが苦手だったからこそ、お互いにマッチしたのでしょうか。「私も元々はヨガが苦手だけど、ヨガをやらないと心と体が整わないんです」と伝えながらヨガを教えているうちに親近感を持ってもらえ、「岡さんが教えてくれるから知識が入ってくる」と、次第にお客様がついてくるようになりました。
ヨガを教える機会を得たパーソナルスタジオでは、解剖学的な知識や指導者としての経験を積むことができました。



一方で、画一的で科学的根拠に基づいた指導だけではなく、栄養学とアーユルヴェーダ、ヨガの知識を活かしながら、一人一人が個性を伸ばし健康的な輝きへと導くような活動をしたいと考え、フリーランスで活動することを決意しました。
***アーユルヴェーダがきっかけだったものの、苦手なヨガトレーニングに飛び込んだことで“自分の心と体が整う”感覚を得られ、その素晴らしさを伝えていくこととなった岡さん。Vol.2では、学んだ知識を活かしながら、さらに興味と活動の場を広げている岡さんのキャリアに迫ります。

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