今回は、福岡県筑紫郡にある素敵なレストラン、メゾンラフィットをご紹介します。緑、自然を見ながらの食事は、現実逃避というか、非日常を満喫できるのが何よりも心地良いですね。メゾンラフィットは、博多から新幹線で一駅、博多南の駅からタクシーで15分くらいという、近くて遠いとてもユニークなレストランです。ここにしかない、ここでしか味わえない、そんな魅力に溢れたメゾンラフィット、ハートがトキメク準備はいいですか。

 

山道を登り、右に入ると、黒い外観のお店が現れ、左手にMAISON LAFITEという案内がみえる。ドキドキしながら、中へ入ると、天井まである大きな窓から田圃が見えるダイニング。雨が降ったせいか、少し色づきはじめた田圃の緑が、生き生きしてみえる。予約制なので、あらかじめコースを伝えてあり、席につけば、工藤シェフの世界が始まる。

 

まず、アミューズから。

玉蜀黍のアイスにローズマリーをアンフューゼした泡。口に入れればすぐに溶けてしまうアイスは、儚さを感じさせる。この素敵な時間は、始まったばかりなのに、終わりがあると釘を刺されたよう。アイスの余韻をシャンパンで味わう。

 

 

二皿目は、まるで、オブジェ。

手前、オブラートに包まれているのは、フリーズドライの納豆、マイクロトマト、ベニタデ、噛む瞬間に、「カリ、プチ、チュル」と3段階の食感があった。奥のオレンジ色の丸い熱々のパンは、セミドライトマトにマイクロバジル。

 

続いて、この日、1番好きだった一皿。

五島のハマグリに、甘夏のコンフィチュールがナス色のお皿にのっている。工藤シェフの、この色彩感覚が大好き。そして、お料理の緩く優しい暖かさに、癒される瞬間。

 

 

寝かせたサワラに、辛味大根、とろろ昆布のパウダー、焼き茄子のピューレ、ドラゴンフルーツの蕾。和の食材の組み合わせが美しいフレンチに。お皿とお料理が完璧に一つになっている、美しい一皿!

 

 

島原の手延べ素麺と同じ製法の、デュラムセモリナ粉とオリーブオイルでつくられた素麺パスタのミートソース。どこか、懐かしさを感じる一皿。

 

 

アコウにクスクス、クミン風味のスープで、お茶漬けみたいな一皿。

 

 

嘉麻市赤崎牛に能古島産ピーナツスプラウト、自家製らっきょうのソース。

 

デザートはバナナのアイスクリーム、きな粉に朝倉市のキビ砂糖を作った黒蜜。工藤シェフのアイデアは、この蜘蛛の巣柄のお皿のように、果てしなく広がっているみたい。

 

地元の食材を使ったお料理は、Eat Localの実践であり、Farm to designであり、どのお料理もストーリーがある1つの作品。コース全体が、まるで彩り豊かな写真集。工藤シェフの世界は、決して挑戦的ではないけれど、食べる人の驚く顔を想像している悪戯っ子のような純粋さ、そしてそれを眺める大人の余裕がある。

 

この日いただいたコースは、全てのお料理に「和」が感じられて、そこを軸に構成された流れを感じました。次は、どんな仕掛けで驚かせてくれるのか、工藤シェフの世界に恋ごごろを盗まれてしまいました。

 

 

メゾン ラフィット
福岡県筑紫郡那珂川町大字西畑941

TEL : 092-953-2161
OPEN : LUNCH 11:30~、13:30~ DINNER 18:00~ (予約制)
CLOSED : 不定休

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