壁掛け時計は一日に何度も目にするもの。だからこそデザインも価格も性能も絶対に妥協はしたくない。今回紹介するのは、ふたつの妥協なき壁掛け時計。どちらも、シンプルなデザインかつ機能的なことから、インテリアに馴染みやすく多くのファンがいるブランドだ。

 

写真上の、白い時計は『BRAUN(ブラウン)』のもの。ブラウンの家電といえば、MoMAの永久展示品となっているものもあるなど、美しいデザインで知られている。その造形美の礎を築いたのは、デザイン界の巨匠ディーター・ラムス。彼の「Less,but better=より少なく、しかしより良く」という思想に基づいてデザインされた数々のプロダクトは、シンプルなデザインでありながら機能美にあふれ、時を経た今なお、多くの人を魅了し続けている。

 

 

 

2017年10月に登場したこの時計もまた、ディーター・ラムスの意思を受け継いでいる。文字盤は、数字と目盛りの太さが同じになっていて、すっきりとした印象。そして、白い盤面に馴染む白い針を採用し、針先にのみ色をつけることで、針先が浮かびあがったように見え、デザインのアクセントに。また、視認性を良くするという効果も備えている。とりわけ、秒針のイエローがかわいい。モノトーンのなかにあることで、遊び心が感じられ、見ているとなんだか微笑んでしまうかわいらしさがある。ミニマルなデザインに機能性をもたせたブラウンの真骨頂ともいえる時計だ。

ブランド史上、もっとも大きく直径約30cmもあるのだが、シンプルなデザインなので主張しすぎずさり気なくそこにあるというのが心地良い。秒針の動作音も小さいので、寝室に使ってみるのもいいかもしれない。カラーは このホワイトのほか、クールな印象もブラックもあり。

 

写真下の、黒いフチの時計は無印良品の壁掛け時計。無印良品の商品は、シンプルだけどほかにはない唯一無二といっていいデザインが特徴的。時計の本質である「時刻を知る」ということだけに焦点をあて作られたのが、このアナログ時計。駅や公園などにある時計のように、誰が見ても時刻を認識しやすいように視認性の良さを重要視し、細部に至るまでこだわりが見られる。

もっともこだわっているのは文字盤の数字。コロンと丸みをおびた形がキュートでかわいいが、これは視認性が良い大きさ、バランスを追求した末にたどりついた形だそう。無機質なイメージがある公共の時計と似ているようだが、一線を画するのは、このあたたかみがあるフォントのためだろう。また、この数字、近くでみると少し立体的になっているのがわかる。一般的の時計はプリントされているが、より視認性を高めるため、凸状に成形しているというこだわりには脱帽してしまう。

大きさは直径約26cmと、前述のブラウンよりは小ぶり。どんな部屋にも馴染むデザインなので、リビングでも寝室でも、オフィスにおいてもいいだろう。

 

あまり買い換える機会がない壁掛け時計。年末のこの機会に新調してみるのはどうだろうか?

 

 

写真上:掛時計 BNC017 ¥10,000

BRAUN

http://www.br-time.jp

03-5496-4317(アイ・ネクストジーイー)

 

写真下:アナログ時計・大¥5,900

無印良品

http://www.muji.net/store/

 

photograph:kimyongduck

styling:Mari Nagasaka

text : Tomomi Nishihara

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情報提供元:PeLuLu
記事名:「シンプルな機能美に見とれてしまうBRAUNと無印良品の壁掛け時計