『妊娠判明』というと、たいてい妊娠2~3ヶ月くらいの頃のことで、妊娠4ヶ月目ともなれば、つわりも落ち着き始めて、もうすぐ安定期というところ。2人目を考えていなかった我が家に突然訪れたまさかの妊娠に、私も主人もビックリ!
夏バテに生理不順?
1人目(長女)の時は生理不順の治療で婦人科に通っていたので、妊娠2ヶ月目くらいで判明。
すぐに血腫ができ、長期入院することになったのですが、その間『つわり』は「つわり」なのか「点滴の副作用」なのか分からない程度でした。
強いて言えば、肉や魚、白米などの胃が重くなるものが受け付けなくなったくらい。とても軽く済みました。
2人目妊娠が分かる約3ヶ月前。
いつからか、今まで大丈夫だった「歯磨き粉」が使えなくなりました。口の中に歯磨き粉が入ると吐き気が。
理由がさっぱり分からず、でも使うと気持ち悪くなるので、仕方なく使わずに歯磨きをする日々。
まだまだ残暑が残る季節。風邪をひいてそのまま1ヶ月くらい体調がすっきりせず、食欲もかなり落ちていました。
やっぱり胃が重くなるものがなかなか喉を通らない。私はてっきり夏バテをしたんだと思い込んでいました。
そういえば、生理も遅れていました。
でも、子どもの頃からずっと生理不順だった私は、産後、順調に来てた生理がまた不順になったくらいに思っていたのです。
そんな偶然が重なりすぎて、まさか妊娠なんて考えもしませんでした。
ドキドキ!まさかの妊娠陽性
妊娠3ヶ月目辺りで身体のだるさや食欲不振などの「夏バテ」っぽい症状が落ちついてくると、妊娠?…いや、生理不順であってくれ!と思い始めました。
長女の上に主人の連れ子がいて、すでに2人子どもがいるので、家計的にはちょっと厳しいかな~というところ。
プラス自分の体質を考えると、30代半ばで少し早いけど閉経もありえる。この時点でもまだ、「妊娠」という可能性は自分の中ではとても低いものでした。
そして生理が来ないまま4ヶ月目突入。
いくら子どもの頃から生理不順だったとはいえ、過去に4ヶ月も来なかったことはない。夏バテだと思っていたのも、実は違っていたら…。
「さすがに調べないとだめか~」と覚悟を決め、妊娠検査薬を購入し、緊張しながらトイレへ。
…妊娠検査薬にはクッキリと陽性反応が!「出た~!マジか(汗)」
なかなか主人に切り出せず、翌日に話をしました。
「え、マジ!?え~じゃあ、転職しないほうがいいってこと?」実は主人はちょうど転職を考えていた時で、予想外の話にビックリ。
だけど、陽性反応が出てもなお妊娠に疑問を持っていた私(笑)とりあえず、一緒に病院に行ってみることにしました。
妊娠前提の先生の診察にビックリ
私は長女が帝王切開だったので、次も帝王切開。迷わず長女を出産した総合病院に連絡をし受診しました。
久しぶりに受診した産婦人科外来。その日はとても混んでいたし、ちょうど実習で学生さんが来ているので最初の問診は学生さんでも大丈夫かと聞かれ、快諾しました。
まず、尿検査をして、診察室の前で順番を待っていると…。
受付で「○番診察室から呼びますね」と言われていたのに違う診察室に呼ばれ、しかも先生は学生じゃない!
その上先生は「まず、赤ちゃんの様子見てみましょうね~」と妊娠前提で始まる話。
思わず「いや、まだ妊娠しているか分からないんですけど」と言いかけたけど、尿検査で妊娠が分かったようで、学生さんの問診も飛ばして診察開始。
そして、エコーにて赤ちゃんの姿を確認。
「あ~いたね~…」
私の夏バテや生理不順などの予想は外れ、驚きと喜びとでなんだか複雑な感じ。
風邪薬とかお酒とか普通に飲んでたし、長女も私のお腹目掛けて飛び込んできてたし…。大丈夫かよ~。
夫婦で、これから色々大変だ~と覚悟した瞬間でした。
自分の体はきちんと管理が◎
安定期突入寸前での妊娠発覚に、周りの人たちはみんな驚きでした。普通は妊娠2~3ヶ月頃に分かるんだから、当たり前ですよね。
でも一番驚いたのは、紛れもなく、主人と私でした。
私の場合、子どもの頃からの生理不順が災いして、自分の体調の変化に敏感になれず、この時期の判明となりましたが、もっときちんと自分の体と向き合わないといけないと実感。
だけど、もちろん、家族が増える喜びも徐々に大きくなっていきましたよ!