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蕎麦は妊婦が食べてもいい?気になる胎児の蕎麦アレルギー

  • 2018年04月14日 18:00:00


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妊婦が蕎麦を食べたら赤ちゃんがアレルギーになってしまうのではないかと心配している人もいるでしょう。また、同じ理由から妊娠中は牛乳や卵などを一切食べない人などもいるということですが、実際のところどうなっているでしょうか。

妊婦は蕎麦をたべてもいいの?

結論から言うと、妊娠中にそばを食べても全く問題ないとされています。

妊娠中の食べ物が胎児に影響を及ぼし、アレルギー持ちを引き起こすという医学的根拠は全く無いとされているからです。

ただし、産後授乳中になると話が変わってきます。

授乳中には注意が必要

授乳中に蕎麦を食べる場合、親族に深刻なアレルギーを持っている人がいる時は避けた方が良いかもしれません。

しかし、そうでない場合は基本的に食べてもいいとされています。

母乳に食物の成分が移行するのは0.5〜1.5%程度と言われており、食べたものが全て胎児に届いてしまうというわけではありません。

そのため食べすぎなければそこまで神経質にならなくても良いでしょう。

蕎麦を食べてから授乳をして赤ちゃんの肌が赤くなったり、発疹やじんましん、下痢などの症状が発生してしまうこともあります。

このような症状が出るとアレルギーなのではないかと心配になってしまうかもしれません。自己判断でアレルギーと考えるのではなく、まずはドクターに相談してみると良いでしょう。

心配な場合は蕎麦を食べた後の授乳はできるだけ間隔を空け、1回目の母乳を捨てて2回目の母乳から与えるという方法がおすすめです。

蕎麦には妊婦に必要な栄養素がたっぷり

食べて害なしなのであれば、ミネラルを豊富に含む蕎麦は妊婦におすすめの食べ物です。

疲労回復に良い

蕎麦にはビタミンやミネラル、タンパク質、鉄分、食物繊維などといった栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンB1には疲労の回復をサポートするという役割がありますし、妊娠中には欠かせない栄養素です。

不足すると食欲低下やイライラの原因になってしまうので注意しましょう。また、妊娠中は赤ちゃんに優先的に鉄分が送られるため、普段よりも多くの鉄分が必要とされています。

妊婦が貧血になると眩暈や立ちくらみといった症状が発生してしまうので注意しましょう。疲労を回復させたい人や貧血を予防したい人にはおすすめのレシピです。

ダイエット効果が期待できる

妊婦の悩みの一つとして体重がどんどん増えてしまうということがあります。妊娠中は体重のコントロールが難しいですし、レシピになやんでしまうこともあるでしょう。

ヘルシーな食材として知られる蕎麦は妊婦が食べてもいいのか気になっている人もいるかもしれません。蕎麦なら妊娠中でも手軽に食べることができますし、食後の血糖値が上がりにくいという特徴があります。

さらに、体内の脂肪細胞が合成されにくいため、ダイエット効果を期待できると言われています。

蕎麦とうどん、ダイエット向きなのは…

妊娠中のレシピとして、蕎麦とうどんはどちらが良いのか知りたいという人もいるでしょう。妊婦は太りやすいため、体重の増加を緩やかにすることがポイントです。

カロリーだけを見るとうどんの方が低いため、ダイエット効果が高そうだと感じるかもしれません。

そば:100g あたり114kcal

1束茹であがり時260gとして296kcal

うどん:100gあたり105kcal

1玉230gとして242kcal

しかし、蕎麦の方が食後の血糖値が上がりにくいとされています。また、食物繊維が豊富に含まれていることや栄養バランスに優れているという特徴もあります。

そのためこちらの方が太りにくいと言えるでしょう。

美容にも効果が期待できる

蕎麦にはルチンという栄養素が含まれています。この栄養素は健康や美容をサポートしてくれると言われています。

ルチンは水に溶けやすい性質があるため、摂取したい場合は蕎麦を茹でたお湯(蕎麦湯)を飲むようにしましょう。

蕎麦湯をつゆに入れて飲む場合は味が濃くならないように注意が必要です。ルチンは過剰摂取しても体外に排出されるため、副作用のリスクなどはありません。

蕎麦を食べすぎたらどうなるの?

蕎麦は妊婦の健康と美容におすすめのレシピとなっています。しかし、蕎麦ばかり食べていたら栄養バランスが偏ってしまいます。

食べ過ぎた時のデメリットについても確認しておきましょう。

まずは塩分の過剰摂取というデメリットが挙げられます。

蕎麦自体に含まれる塩分は少ないのですが、つゆには塩分が多く含まれています。つゆまで飲んでしまうと塩分の過剰摂取になってしまうので注意が必要です。

また、蕎麦には食物繊維が含まれており、あまり消化が良くないとされています。詰めたいものを食べ過ぎるとお腹が冷えてしまうこともありますし、早食いをすると消化不良を引き起こすこともあります。

蕎麦を食べる時は温かい方が良く、しっかり噛んで食べれば食べ過ぎる心配もなくなります。カロリーの低い食品ですが、食べ過ぎた時は食事制限をしましょう。

食べずに栄養を摂りたいならそば茶がおすすめ

そば茶というのは蕎麦の実の皮を取り除いて焙煎したものであり、そのまま飲むこともできますし、そば茶を使ったレシピなどもあります。

そば茶と聞くと血液を綺麗にするイメージを持っている人も多いでしょう。

実際にそのような効能がありますし、生活習慣が乱れている人にはおすすめの飲み物となっています。そば茶にはルチンというポリフェノールの一種が豊富に含まれています。

この成分が血液の流れを良くしてくれるということですが、他にもさまざまな効能や効果があります。

蕎麦は食べ方しだいで妊婦の味方に

蕎麦はダイエット効果があることはもちろん、妊娠中に起こりやすい便秘の解消にも役立ちます。

また、注意が必要な妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群の予防効果も得られるということです。

その理由はルチンという成分が含まれているためであり、この成分には血糖値を下げるインスリンの分泌を促す効果があるのです。

抗酸化作用のあるポリフェノールと似た働きをしてくれることも特徴です。血液の流れを良くしてくれますし、肩こりのや冷え性に対しても良い効果を発揮してくれるでしょう。


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