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【E】 EASTPAK



File no. 085


《EASTPAK / イーストパック》


 


老若男女、誰しもが1つはバックパックを使っているのではないだろうか。

もし、使っていないとしてもクローゼットに1つくらいはストックされているはずだ。


 


あまりに身近すぎて、これまであまり考えたこともなかったが、改めてバックパックの浸透率はものすごいものがあるな、と感嘆する。そんな生活にとって欠かせない大定番だからこそ、できるだけ信頼のおけるブランドの良品を選びたい。

そこでぜひ知っておいて欲しいのが、バックパックの世界的な大定番ブランド《イーストパック》の歴史について。


 


同ブランドは、1952年にイースタンキャンバスプロダクツ社として、米国陸軍向けにダッフルバッグとバックパックの製造を始めた。

陸軍への納入メーカーからスタートした同社には、品質に対する揺るぎない哲学が形成された。


 


1970年代前半に、創業者の息子であるマーク・ゴールドマンが入社し、陸軍向けバッグの新たなニッチ市場を発見する。

それは、米国の学生たちだ。1970年代前半~中盤には、米国の学生をターゲットにした「パデッドパッカー」が大ヒットし、これをきっかけに1976年に《イーストパック》ブランドが誕生することとなる。


 


1980年代のイーストパックは、バッグ業界では類を見ない、ワイルドで派手なプリントのバックパックを製造。

この80年代に登場したセンセーショナルなバッグは、当時のファッション業界に衝撃を与えたという。

古着やヴィンテージ好きの間では、今でも80年代の《イーストパック》を探している人も多い。


 


1994年には、ガイコツにバックパックを背負わせるというユニークな広告を公開し、一躍注目を集めた。

また1990年には、一般消費者向けにキャスター付きバッグの製造を開始。

当時としては画期的なこのプロダクトも"業界初"の偉業だった。


 


2000年代に入るとコラボレーション企画が加速。

数年にわたり、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクをはじめとする数多くのトップデザイナーとのコラボレーションを展開した。


 


2011年には、チャリティプロジェクトの「アーティストスタジオ」がスタート。

このプロジェクトは世界中から一流のクリエイティヴ人材を集めて、《イーストパック》の代表商品である「パデッドパッカー」をアート作品に変え、その売り上げを寄付するというものだ。


 


70年代に登場した「パデッドパッカー」は現在、バックパック界の大定番として世界中に広く浸透している。

おそらく、この先の未来もずっと定番であり続けるだろう。


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