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【M】 MWC



File no. 082


《MWC / エムダブリューシー》


 


昨今はミリタリーアイテムに注目が集まっている。

ファッションはもちろんのこと、アウトドアやインテリアまで、ライフスタイルシーン全般において、機能性と耐久性に優れたアイテムをさり気なく取り入れるのがトレンドのようだ。しかし、この現在の流れとは一線を画し、古くから注目され、また取り入れられているものがある。

それはミリタリーウォッチだ。


 


過酷な環境下で命の危険にさらされる兵士たちに正確な時間を知らせるためのミリタリーウォッチは、国や軍の厳しい基準をクリアしなければ採用されることがない。

しかし、この狭き門をくぐり抜け、長年にわたって世界中の軍や機関に腕時計を供給し続けてきたウォッチブランドがある。


 


それが《MWC(ミリタリー・ウォッチ・カンパニー)》だ。

ここでは、そんな世界各国の軍隊や機関に確かな時を供給し続けてきた名門ブランドを改めてご紹介したい。


 


スイスのチューリッヒで、ウォッチディーラーとして活躍していたヴォルフガング・オブリハイメルが、1974年に当時のローデシア(現ジンバブエ)軍用の腕時計製作の依頼を受けて、MWC International S.A.社を設立。これを機に、特殊な目的を果たすための腕時計である本格的なミッションウォッチの供給に携わるようになる。

同社の供給するミッションウォッチは、すぐにその高い機能性と耐久性が認められ、世界各国の軍隊や機関からの注目を集めることに。


 


結果として、多くの製作依頼を受けることとなる。

しかし、この依頼を受けるためには国や機関の個々によって異なる、厳しい条件を満たした腕時計を開発する必要があった。

同社はこの1つ1つの条件に真摯に向き合い、世界中の国々の軍隊をはじめ、反テロユニット、警察部隊、航空会社、鉱山会社などへの地道な供給活動を続けてきた。


 


現在は本拠地を置くスイスをはじめ、イギリス、ドイツ、カナダ、南アフリカ共和国、オーストラリアなどに拠点を持つ、国際的なミッションウォッチのリーディングカンパニーとしての地位を確立している。

一般販売されていない特殊なミッションウォッチに加えて、既製品ラインの腕時計も多数展開。


 


世間一般でも購入することが可能となっている。この既製品ラインには実戦からフィードバックされたノウハウがしっかりと活かされており、写真の「G10」タイプもその1つ。NATO軍のミルスペックに準じた仕様となっており、世に出回るミリタリーライクな腕時計とは一味違った本格的な仕様が楽しめる。


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