【肉の万世】秋葉原本店を閉店 2024年3月31日で33年の歴史に幕、SNSで相次ぐ惜しむ声【肉の万世アキバプレイス店オープンも】

肉の万世(にくのまんせい)は2024年3月31日(日)、秋葉原本店を閉店する。これに先立ち、3月25日(月)には肉の万世アキバプレイス店をオープンする。2月20日(火)に発表した。

肉の万世秋葉原本店を閉店

肉の万世秋葉原本店が営業してきた、牛マークが目印の「秋葉原本店ビル(通称:肉ビル)」。秋葉原電気街の南端、神田川に架かる万世橋のすぐそばに建つ。

運営会社の万世はこの肉ビル内で、焼肉店、ステーキハウス、洋食店などを展開。近年では、2023年7月に5階の焼肉店「万世牧場」が閉店(8月から近隣のビルで「焼き肉の万世秋葉原店」としてオープン)、同年8月に2階のステーキハウスを営業休止するなど、事業の縮小が続いていた。

SNSでは肉の万世秋葉原本店の閉店に対し、「肉ビルから肉の万世が消えることが驚き」「残念」「秋葉原の象徴のひとつが消えるのか」などと惜しむ声があふれている。

肉の万世秋葉原本店が発表した閉店をお知らせするチラシには、33年間の感謝の気持ちとともに、縦読みで「いままでありがとう」のメッセージが隠されている。

「肉の万世」は、肉料理レストランや焼肉店などの飲食、精肉･加工品販売などの事業を行っている。1949年に東京･秋葉原万世橋際で創業した。屋号の「万世」は本店近くの万世橋から名前をとった。

創業当初は電気部品商だったが、その後、食肉業に事業転換。「家族みんなで思い出に残る、おいしい肉料理を気楽に食べに行ける店」を基本コンセプトに営業している。

「洋食の万世」で提供する、こだわりのデミグラスソースがたっぷりとかかった「ハンバーグ」は、幅広い年代の顧客から支持を得ている。揚げたてのロースかつに秘伝の濃厚ソースをつけ、特製のきめ細かいパンに挟んだ「万かつサンド」も人気商品だという。

2024年3月25日(月)

東京都千代田区外神田3-15-1AKIBA PLACE3F

午前11時～午後9時半(オーダーストップ)

年中無休　

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