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まるで美術館!バートンの足跡を、オフィスの“壁面”に見る。【バートン本社に潜入!知られざる10の魅力#5】




スノーボードの世界において、常にその先頭をひた走るパイオニア的存在BURTON(バートン)。GO OUTは、彼らが本社を構えるアメリカはバーモント州バーリントンを訪問。10のキーワードから、その魅力を紐解きます。


BURTON本社オフィスを巡っていると、イラストや写真、ボードなど、実にありとあらゆるものが飾られていることがわかります。今回は、ただ眺めていても楽しい、詳しく探るともっと楽しい、そんなアイテムたちに注目。オフィスの壁面にも表れた、BURTONのイズムとは?


※バートン本社オフィスの様子はこちら。

・愛犬と働く、自由奔放なオフィス。【バートン本社に潜入!知られざる10の魅力#1】


過去の足跡も、“アート”にしちゃう⁉︎


写真、イラスト、賞状、ボードなど、あらゆるもので埋め尽くされた本社オフィスの壁面。その数たるや、滞在中にすべてを追い切ることはできなかったほど膨大!


にもかかわらず、どうしてか雑然としておらず、スタッフのデスク周りでさえ、まるで美術館のようにアーティスティックなのです!


掲げられた社訓は、以下の通り。「WE ARE RIDERS.:私たちは、ライダー、そしてライダーと同じマインドを持つ人にとってベストなことにフォーカスする。そうすればあとの全てはついてくる。これが私たちのビジョン。WE WORK LIKE WE RIDE.:私たちは、山でもオフィスでもマインドは同じ。これが私たちの価値観。WE RIDE TOGETHER.:私たちは、力を合わせてハイパフォーマンスで働き甲斐のあるコミュニティーを作る。これが私たちのコミットメント」

本社エントランスの壁一面には、社訓が。BURTONらしいユーモラスな内容、かつ、こんな風にアートライクに掲げられていると、肩に力が入りませんね!


ここには、過去の偉大なライダーたちの雄姿が!バートンライダーの歴史が、まるでインテリアの一部のようにオフィスに溶け込んでいました。


スタッフの働く部署にも、過去のボードがずらり。過去のクリエイティブに囲まれながら働く。それだけでも、日々のモチベーションにつながりそうです。

眺めているだけでも楽しいのに、そのひとつひとつにエピソードや背景があります。すべてを網羅してまわるのに、一体何日必要なのやら……!




なんでも知ってる(BURTON共同CEOドナ曰く、「ジェイクやわたしよりBURTONの歴史に詳しいんじゃないかしら⁉︎」)トッド・コールマンが、アートワークについて詳しく案内してくれた!

高尚な絵画を飾ったり、有名デザイナーの家具を置いたりするでもなく、ブランドの足跡をアートのように飾る。そんな等身大の感覚が、センスよくオフィスを彩っています。


名作ボードの原画も、こんなに近くに!


一方で、世界中の名だたるアーティストによるボードの原画も、ほかの写真や賞状と同等の扱いで壁面に飾られます。その圧巻のコレクションに、こんなにも至近距離で、この上なく気軽に触れられることには驚きです!


2009年当時のBURTONの最高技術を注ぎ込んだ、空気のように軽い「Vapor」。ショーン・ホワイトとハーフパイプコンテストの頂点を争っていたケビン・ピアースが愛用していたハイエンドボードです。アートワークは、グラフィティーアート界のレジェンド、フューチュラによるもの。

ニューヨークを拠点に活動するチョークアーティスト、ダナ・タナマチによる手書きのアートワーク。

こちらも、同じく手書きによるもの。手がけたのは、過去にSupremeとコラボしたことでも知られるアンドレ・モロドキン。

2015年のX GAMESで優勝を果たしたダニー・デイビスがディレクションしたTHINKERシリーズの原画。グラフィックは、あのマーク・ゴンザレスによるもの!バーモント州で有名な魚トラウトをモチーフに描かれています。


生前、BURTONのホームタウンに住んでいたロックバンドWeezerの元ベーシスト・マイキー・ウェルシュによる作品も。2009年にリリースされたボード「Farm」の原画になりました。

足の大きなひと向けのボード「Bullet」に採用されたケビン CYRのアートワーク。リリース当時の2011年には、プロモーションステッカーの題材になったり、なにかとフォーカスされていたそう。

過去の取り組みを、未来につなげる。


等身大のアイテムをアートのように、有名アーティストによる原画をカジュアルに。BURTONというブランド全体に通じるユーモラスなバランス感覚が、壁面からも窺えました。


同時に、過去のさまざまなクリエイションやアーカイブで埋め尽くされたオフィスから、BURTONというブランドがひとつひとつの取り組みを非常に大切に扱っていることがわかります。それを未来のスタッフに共有していくことで、次なるクリエイションを生み出していくのでしょう。


 


※【バートン本社に潜入!知られざる10の魅力】その他の記事はこちら。

#1 バートンって何だ?

#2 愛犬と働く、自由奔放なオフィス。

#3 個性豊かなスタッフをスナップ!

#4 バートンを創ったオトコの意外な素顔とは?


Photo/Takuya Sakamoto




(問)BURTON tel:03-5738-2555 www.burton.com


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