アウトドアで食事をとる際に欠かせないケトル&クッカー。チタンやアルミ、スクエア型にラウンドタイプなど、素材も形も様々な多様なモデルが各アウトドアブランドから出ているが、今季よりMURACO(ムラコ)から登場したケトル&クッカーが話題になっている。

以前にこちらの記事で紹介した際にも大きな反響を呼んだ注目作で、独自の従来よりもお湯を素早く沸かすことができるという代物だ。そんな話題のケトル&クッカーの実力を試すべく、早速フィールドで使ってみた。

都会的なルックスだけど機能はホンモノ

(左)RAPID BOIL KETTLE ¥3080 (右)RAPID BOIL POT ¥3410

まずはザッとおさらいしたい。すでに発売中のこのラピッドボイルケトルとポットは、いずれもアルミ製のボディーで、底面に設けられたフィン状のヒートエクスチェンジャーによって高い熱伝導率を実現。同形状のアイテムよりも15%ほど油を早く沸かすことが可能となっている。

大きさや質量的にソロキャンプやトレッキングにおすすめだが、コーヒー3〜4人前と考えたらファミリーキャンプでも十分使うことができる。自宅のテラスや庭にも映える都会的なルックスもポイントだ。

  • 【SPEC】
  • ■ケトル
  • 重さ:213g
  • サイズ:14×H12cm
  • 満水容量:1.0L
  • 素材:アルミニウム合金、ハードアルマイト加工
  • ■ポット
  • 重さ:330g
  • サイズ:W160×D149×H135mm
  • 満水容量:1.4L
  • 素材:アルミニウム合金、ハードアルマイト加工

 

熱伝導率の良さの秘密はボトムにあり!

ムラコのケトル&ポットの最大の特徴である蛇腹状のフィン。高効率バーナーにも見られるこの仕掛けによって、バーナーの熱を逃さず効率よく湯を沸かすことを可能にしている。

形状にもよるがシングルバーナーならフィンの間に五徳を挟んで固定できるので、ガレ場や斜面でも安定性がバツグンだ。

ちなみにこのフィンによる熱伝導率の良さは無駄なガスの消費を抑えることにもつながる。地味にお金のかかる燃料代を節約することができるのだ。

火力が強すぎたり大口のバーナーを使用してボトムから炎が出てしまうと燃費が悪くなるのでその点は注意して扱いたい。

 

あっという間にお湯が沸いた!

すぐ沸くというのは本当なのか、500mlペットボトル1本分の水を入れて点火してみた。

点火からわずか1分39秒でお湯が沸いてしまった。沸騰までの速さはあのジェットボイルやMSRから発売されたパーソナルストーブシステムと互角な印象だ。これならキャンプで起きがけにすぐコーヒーを飲みたいときや、標高の高い山頂付近での調理などに重宝しそうだ。

フタは高温になりにくい樹脂製なので、わざわざグローブをはめる必要がないのも嬉しいポイント。

 

サイズ感が秀逸! ミニマリストも必見のポット。

ポットは1.3Lの容量で、250gのガス缶とシングルバーナーを収納することができる。

この手のクッカーは収納ケースに入れないとフタを固定できないものが多いが、取手を折りたたむことで蓋を固定することができるという、ユーザー目線のモノ作りはさすがだ。

もちろんお湯を沸かすだけじゃなく、ラーメンやうどん、スープなど、簡単な調理をすることもできる。通常企画の大きさの乾麺なら、割ることなくすっぽり収まってくれるサイズ感になっている。

 

コーヒーを淹れるのに最適なケトル。

同時に発売されたケトルも考え抜かれたディテールで、実にコーヒーが淹れやすい。

0.7L容量で、約コーヒー3杯分のお湯を沸かすことができる。

注ぎ口は液ダレしにくく、繊細な湯量コントロールまで可能。注ぎ口が短いとどうしてもドボドボとお湯が出てしまい、コーヒーがおいしく淹れられないという問題を見事に解決している。

念の為ケトルでもポットと同じ水の量で沸騰時間を調べてみたが、速さはほとんど同じで1分40秒前後。これなら朝一のコーヒーにもすぐにありつけそうだ。

軽量でコンパクトなのでキャンプやトレッキング以外でも、車に積んでおいてナイスなロケーションでサクッとコーヒーなんていうのも粋だ。

 

スタイリッシュなルックスもソソる!

そして、忘れちゃいけないのがムラコらしい、アーバンアウトドアな洗練されたデザインとシックなカラーリング。都会的ともいえるようなそのルックスはキャンプサイトやお部屋にも置いておくだけで様になり所有欲も掻き立ててくれる。

 

活動のフィールドの幅を広げてくれるケトル&ポット

いずれも既に販売中。話題のアイテムだけに、売り切れてしまう前にゲットしたいところ。すでにケトルやクッカーを持っている人でも、新調するなら最注目のモデルと言えるだろう。外遊びの幅をもっと広げてくれる道具として抑えておきたい。

Photo/Mai Tanaka


(問)シンワ tel:0120-351-665 https://muracodesigns.com

 

情報提供元:GO OUT
記事名:「ムラコの高熱伝導ケトル&ポット。フィン搭載の話題作は、実際どうなの?