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もうBBQにうちわは不要! コールマンの電動ファン付グリルは、まさに次世代型だった!




Coleman(コールマン)が2020年にリリースした新型のバーベキューグリルは、なんと電動ファンを搭載! うちわで扇がなくても炭に火がまわり、また火力の維持にも手がかからないという、アウトドア好きにとっては夢のようなグリルだ。


こちらの記事でも反響の大きかった話題のバーベキューグリルだが、実際の使い勝手はどうなのか、試してみた!



パッと見はよく見かけるBBQグリルだが……。



コールマン「クールスパイダープロ/L ファン」 ¥16800


外遊び好きたちの注目を集めているこちらのグリル。


パッと見て受け取る印象は「よく見かけるコールマンのバーベキューグリル」であるということ。「よく見かける」とは褒め言葉であり、それほどコールマン製のグリルが、バーベキューの定番アイテムになっているという意味だ。



しかし、ボディ下部に設置されたユニットは、まったくもって見慣れないパーツ。そう、これこそがこのBBQグリルが次世代型と言われる所以である「電動ファン」だ。



収納状態もいたって普通。脚は取り外すことができ、さらに分割してボディ内に収納できる。


それではこの状態から、実際に組み立ててみよう。


 


電動で風を送るれる強力ギミック。



電動ファンが付いていることによって、脚を差し込んでいくだけでほとんど完成する一般的なバーベキューグリルとは、決定的に異なる組み立ての工程がある。


まずはボディの底面、中央の穴にダクトを取り付けるというものだ。



そして電源ユニットに、電池を装填する必要がある。使用する電池は単3で、計8本を使用。


写真中央の下、四角く飛び出している部分が送風口で、さきほど取り付けたダクトに呼応する。



ボディへの取り付けはスライド式。ガッチリはめ込むような取り付け方ではなく、接合部には遊びがある。レールによって吊り下げられるような構造だ。


特に力も要らず、スムーズにスライドさせることができるので、構造さえ理解すれば女性でも簡単に取り付けられそうだ。



ボディの底の構造はこの通り。


電動ファンの送風口とダクトの間には隙間があるが、ダクトの口の方が一回り大きいので、送られた空気を取り逃がすことはなさそう。そしてダクトに送られた空気がどこに行くかというと……。



ダクトの真上、炭床の中央に設置された煙突から、空気が飛び出す仕組みだ。食材を焼く際に出た脂がダクトに流れ込まないよう、空気穴はサイドに展開されている。


以上、電動ファンという強力ギミックの、その仕組みをざっと紹介した。すぐにでも使いたいところだが、その前にファン機能以外のディテールをチェックしていきたい。


 


ファンだけじゃない、気の利いた仕様。



まずはサイズ感を確認してほしい。バーベキューグリルとして、フルサイズといえる一般的な大きさだ。


両サイドに取っ手があるので、組み立て後も気軽に持ち運べるのは嬉しいポイント。もちろん着火後の持ち運びは推奨できないが。



網の高さは、グリル右の位置にある調節レバーによって3段階に調節することが可能。火が強すぎるとき、あるいは遠火でじっくり炙りたいときなど、重宝することだろう。


ちなみにこちらの調節レバーは、ガンガンに炭が燃えていても熱くなりにくい親切仕様だ。



2枚構成の焼き網のほか、鉄板も付属する。ボディにぴったりとはまるジャストサイズで、食材をかき混ぜたときにズレるようなことはない。取っ手付きなのも嬉しいところだ。



炭床は引き出し式。バーベキューの途中で炭を追加する際、いったん網を外す必要がない。また片付けるときも、炭床だけを引き抜いて炭を処理することができる。


 


絶対にうちわを使わないBBQを開始。



それでは実際に炭を起こし、電動ファンの実力を確かめてみよう。このバーベキューでは、絶対にうちわを使わないと心に決めている。炭が途中で消えるなど、失敗に終わっても構わないという決意で臨んだ。


というわけで、まずは着火剤を取り囲むように炭を配置し、点火。



そして電動ファンのスイッチをONに。ON/OFFを切り替えるスイッチはなく、こちらのツマミを時計回りに回転させればONとなり、回しきれば最大出力。


元の位置に戻せばOFFとなる。風量は無段階で調節可能だ。



15分後の様子。煙突から吹き出した空気が、炭を真っ赤に燃やしている。


もちろん、うちわはまったく使用していないし、それどころか「ビールを飲む」以外に何もしていない。



着火剤に点火してから、30分後の様子。炭を適当に混ぜながら、全体的に白い部分ができるようにした。真俯瞰で撮影すると熱くてたまらず、もう少しで焼き始めることができそう。



着火から45分後、もう火力は十分と判断し、電動ファンのスイッチをOFFに。食材を載せると、あっという間に肉に焦げ目がついた。上々の炭加減である。


繰り返しになるが、うちわはまったく使用していない。もし使っていたら、舞い上がった灰がボディの縁に付着しているハズだ。


 


最大のメリットは、灰が食材に降りかからないこと。



食材がひとまわりし、火力を上げたくなったら再び電動ファンの出番。コォーッという音とともに、煙突周辺の炭が赤くなり始める。


ここでもしうちわを使ったら、灰が舞い上がって食材に襲いかかる状況だ。炭起こしがラクであること以上に、バーベキュー中盤での送風が、電動ファンの大きなメリットだろう。



当製品を見たときに、ひとつだけ心配があった。それは電動ファンのユニットが熱くなって、故障につながるのではないかということ。


しかし、たっぷり2時間ほど食材を焼き続けた後に、素手で触っても問題はなし。熱による故障の心配はなさそうだ。


 


引き出し構造で片付けも楽々。



バーベキューが終わり、炭床を引き出して片付け。


残った炭を消し壺に移すわけだが、バーベキューグリルによってはボディごと持ち上げる必要がある。電動ファンを搭載しているだけでなく、こうした気配りが嬉しい。


 


 



以上、電動ファンを搭載した新時代のバーベキューグリル「クールスパイダープロ/L ファン」を実際に使用し、その様子をお届けした。


汗だくになってうちわを振るう必要がなく、また食材に灰がまったく降り注がないバーベキューは、生まれて初めてだった。設営から燃焼、撤収まで、終始スマートにこなせるこの一台は、バーベキューシーンの新時代の到来を思わせる次世代型といえよう。


この驚き、ぜひ全国のバーベキュー好きに体験してほしい。


【SPEC】

使用時サイズ:約W80×D52×H40/70cm(高さは2段階に調節可)

収納時サイズ:約W75×D37×H18cm(ファンを含まず)

重量:約7.7Kg

材質:ステンレス他

使用電池:アルカリ乾電池単3形×8本(別売)




(問)コールマン ジャパン カスタマーサービス tel:0120-111-957 http://www.coleman.co.jp


 



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