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2個持ちが当たり前!? フェス用バッグを選ぶコツ。【キャンプフェス入門 #5】



キャンプフェスに必要な装備を考える【キャンプフェス入門】企画 。テントや寝具、椅子などのギア選びを経て、ウエア編に突入! 前回はシューズをチェックしました


そして第5回目となる今回は「フェス用バッグ」がテーマ。アウトドア=バックパックというイメージがありますが、それはフェスも同じなのか? それとも、もっと適したバッグがあるのか……。


キャンプフェスに持っていくべきバッグを知りたい。



今までチェックしてきたギアやシューズを会場に持ち込むことを考えると、やはり容量のあるバッグは必要不可欠。だけど会場内を動き回るとなると大きなバッグはちょっとオーバースペックかも。


ということで、前回に続きオッシュマンズ新宿店で、キャンプフェスに持っていくバッグをリサーチしてきました!!



今回、フェス向けバッグについてレクチャーしてくれるのは、オッシュマンズ新宿店のバッグ担当スタッフ、押田吉人さん。オッシュマンズ新宿店では19ものブランドのバッグを取り揃えており、吉田さんはそんな多彩なバッグのラインナップを把握する、いわばバッグマイスターだ。






オッシュマンズ新宿店


様々なアクティブスタイルを提案する大型セレクトショップ。別注アイテムにも定評あり。

東京都新宿区新宿3-37-1 フラッグス5F/6F  tel:03-3353-0584  open:11:00~22:00 不定休  http://www.oshmans-online.jp/





 


野外フェスにはメインとサブの2種類のバッグを用意するのが正解!!



早速、キャンプフェスの持っていくべきバッグを聞いてみると「用途に合わせて使い分ける、メインとサブの2種類のバッグを揃えたほうがいいです」とのこと。


「メインは、家から会場まで荷物を入れて運ぶための大型バッグ。サブというのは会場に到着してから現地で使う小型バッグです。それぞれ全く違う用途になりますが、どちらも共通しているのは丈夫で機能的なモデルがいいってこと。そういう意味では、やはりアウトドアブランドのバッグがオススメです」。


 


メインの大型バッグは、楽に背負えて間口が広いモデルが理想!!



ではメインとサブの各バッグを選ぶときに注意するべきポイントは? どんな部分を意識して探せばいいのでしょうか。まずはメインから教えてください!!


「キャンプフェスは、クルマで移動しても駐車場からテントサイトまで荷物を持って歩くことも多いです。そのため、ちょっと重くても背負って運べるバックパック型が理想ですね。それと、間口が大きくガバっと開くタイプは、狭いテント内でも必要な荷物だけをピンポイントで取り出せるから使いやすいです」。


 


小型バッグは、現地で持ち歩くアイテムを決めてから選ぶべし!!



続いては、現地で活躍する小型バッグの選ぶポイント。サコッシュからウエストバッグまで、多種多様なモデルがあるけど、どんなバッグが理想なのでしょう。


「小型バッグはポーチも含めると、かなり細かくサイズ展開があります。そのため、まずは現地で何を持ち歩くかを決めることが先。財布とスマホだけなら小型のポーチでもいいし、雨具やペットボトルも入れるなら10Lくらいは欲しいですね」。


 


フェスで重宝する大型バッグはこの2つ!!


大型バッグを選ぶポイントを踏まえて押田さんがセレクトした、フェスで本当に重宝するバッグを紹介。どちらも野外フェス以外のアクティビティや旅でも使える機能美モデルです!!


パッカブルにもなる、50Lサイズの2WAYバッグ。



THE NORTH FACE「BCダッフルS」 ¥17050


バックパックとダッフルの2通りの使い方ができるTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の2WAYバッグ。50Lサイズのモデルとしては珍しいパッカブル仕様なので、使わないときはコンパクトに収納も可能。


「大きさや使い勝手もいいけど、TPEラミネート素材もフェス向き。濡れや汚れに強いから雨が降っても安心だし、ラフに扱えます。これは今季の新色モデルで、鮮やかなオレンジのカラーリングもフェスにピッタリだと思います」。



「D字型の開口部は、フルオープンにすると中のアイテムが一目瞭然。内部にあるメッシュポケットも大きいので、LEDランタンやガジェット関係なども、まとめて収納できますよ」。



「専用サックに収納すると、ここまで小さくなります(約32.5×8cm)。キャンプフェスや旅行に頻繁に行く人じゃない限り、使わない時間の方が圧倒的に多いバッグだと思うので、普段は邪魔にならない方がいいかなと」。


バックパックとスーツケースの、いいとこ取り!!



MYSTERY RANCH「F18 EXミッションローバー」 ¥27500


一見するとベーシックなスクエア型のバックパックだけど、トランクのように開閉できるトラベル用バッグ。MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)らしいタフな質感と、背負い心地のよさも魅力的。


「ショルダーバッグにもなる、42Lサイズのバックパックスーツケースです。ビジネスシーンにも対応するデザインだから、出張が多い人にオススメしていますが、実はフェスにも最適なんです。コヨーテやオリーブのカラーもありますよ」。



「クラムシェル型ジッパーで180度開閉できます。各荷室にディバイダーがあるから、開閉時に荷物も落ちません。フェスならウエアとギアに分けたり、着用前と後のウエアにわけたり、いろんな使い方ができます」。



「しかもシューズコンパートメントもあるんですよ。会場で使うサンダルを入れてもいいし、ここに着用後の汚れたウエアをまとめるのもあり。実はフェスで重宝する機能が満載のバッグなんですよ」。


 


両手を空けられて身軽なバックパックスタイルは、野外フェスにもうってつけ! 両手が空けば安全なうえ、プラスαで荷物を運べるのもメリット。

 


豊富なモデルが揃う小型バッグは、タイプ別にオススメを厳選。


多種多様なモデルが揃う小型バッグは、バックパック、ウエストバッグ、サコッシュ、トートとタイプ別にオススメのモデルをセレクトしてもらいました。


ストレスフリーで動き回れる軽量バックパック。



ARC’TERYX「エアリオス10 バックパック」 ¥16500


10Lサイズながら0.42 kgと軽量で、体を包み込むようにデザインされたARC’TERYX(アークテリクス)のトレイルパック。フロントパネルのバンジーコードには、レインウエアなどのアウターを挟むこともできる。


「トレラン用モデルだから動きまくってもストレスフリーで背負えます。しかも背面が立体形状のメッシュになっているから蒸れにくい。裏地がイエローだから、暗い場所でも荷物を取り出しやすいという点もフェス向きかも」。


 


見た目以上の収納力を誇るマチ付きナイロンサコッシュ。



GRANITE GEAR×OSHMAN’S「ハイカーサッチェル ラージ」 各¥5830


GRANITE GEAR(グラナイトギア)の人気サコッシュ、ハイカーサッチェルを、オリジナルのフォルムのまま2周り大きくしたOSHMAN’S(オッシュマンズ)別注モデル。軽量性と耐久性に優れた30Dシルナイロンコーデュラを使用。


「フェスやキャンプで使うことを想定して別注したモデルです。定番モデルよりもマチがあるから、ペットボトルも入ります。それと止水ジップ仕様なので、ちょっとした雨も気になりません。バッグインバッグにもなりますよ」。


 


腰巻きや斜め掛けなど自由に使えるウエストバッグ。



GREGORY「テールランナー」 ¥6380


GREGORY(グレゴリー)が誇る、定番ウエストバッグのテールランナー。身体に密着させても邪魔になりにくいスリムなシルエットが特徴的。こちらはタフな機能素材、スペクトラファイバーを採用したモデル。


「腰に巻いたり、斜めがけしたり、スタイルに合わせていろんな使い方ができるし、スペクトラファイバーは引き裂き強度と耐摩耗性に優れたタフな素材なので安心。2.5Lサイズなので、ペットボトルと小物を入れるくらいなら丁度いいと思います」。


 


買い物して荷物が増えたときに活躍するパッカブルトート。



THE NORTH FACE「フライウェイトトート」 ¥6050


40デニールのダブルリップストップナイロンを採用したTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のトートバッグ。パッカブル仕様なので使わない時はポケットやバッグに忍ばせておくこともできる。それでも26Lサイズなので、荷物が増えても安心。


「これは軽量かつパッカブルというのが最大のポイント。ループにカラビナをセットして腰から下げられるし、急に雨が降ってきたときに濡らしたくないアイテムを簡易的に保護できます。サブバッグとは別に、予備としてひとつあると便利ですよ」。


 


バッグ選びはルックスにもこだわれば気分がアガる!



バッグはメインとサブの2種類のモデルをスマートに使い分けることが、フェスを快適に楽しむ為の条件であるということを勉強できました。でも機能性ばかり意識してルックス面をおろそかにしてしまうのはナンセンス。やっぱり見た目も重要!


今回紹介したバッグは、どれもデザインも魅力的なものばかり。それでも好みは人それぞれ。そもそもバッグやポーチ類は、フェススタイルのアクセントにもなるアイテム。だからこそ、自分のスタイルにマッチするバッグを探すことも、フェスを楽しむためのポイントになるはず!


次回は、いよいよ最終回! ずばり、機能的でスタイリッシュな「フェスコーデ」に迫ります!!


Photo/Takuma Utoo

Illustration/Atsushi Takeuchi


【併せて読みたい!】

キャンプフェス入門 #1  今年こそキャンプフェスデビュー! 必要な装備について考える。

キャンプフェス入門 #2  人気ショップに聞いた、フェス向けテント選びの3つのポイント。

キャンプフェス入門 #3  フェスをスマートに楽しむための、14の便利アイテム。

キャンプフェス入門 #4  機能性とデザインのバランスがカギ? 野外フェスで本当に使えるシューズとは。


 


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