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指原の「#検察庁法改正案に抗議します」に対するコメントこそが「ゼロイチ」の中間を行く模範解答!?




 



元AKB48のタレント・指原莉乃(27)が5月17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。昨今、多くの芸能人が抗議ツイートに参加し、賛否両論を呼んでいる「#検察庁法改正案に抗議します」について言及。「自分が参加しなかったワケ」を明かしたが、その “分析力”がネット住民のあいだで注目を集めている。とりあえずは “話題”の指原発言のおおよそを紹介しておこう。



 




「知っている人が広めてくれ、勉強する、関心を持つということでいいなと思った。自分も関心を持てた」

 

「(でも、いっぽうで)ツイッターですごく簡単な相関図とかが拡散されて、ここまで大きくなった。本当にそれを信じていいのか、双方の話を聞かずに、どっちの意見も勉強せずに、偏ったやつだけ見て『え?そうなの? 広めなきゃ!』っていう人が多い感じがしている」

 

「ツイッターを書いてる人がみんながみんな勉強していないとは思っていない。だけど、もしかしたら、たった一人の言ってることを信じて書いてる人もいるんじゃないのかな」

 

「正直、この件に関して、私はそこまで信念がなかった(から同調しなかった)」






 

つい先日、私はここcitrusで『ほんこんの「中間を報道しない」ゼロイチ風潮批判にまったくもって同意する!』なるタイトルのコラムを寄稿したばかりだが、まさにこの指原のリアクションこそが、ほんこんサンがおっしゃるところの「ゼロイチの中間」を突く論説、すなわち「YES or NO」に次ぐ第三の解答の模範、理想形なのではないか。



 



今回の「#検察庁法改正案に抗議します」問題に関する、私の率直な雑感は以下のような風である。



 



「芸能人が政治に対して意見するのは全然OK→むしろ日本の芸能人はこれまで政治に対して意見を言わなすぎだった…気もしなくはない→だが、なぜあえてこの問題だったのか…という、いささかな唐突感は否めない→とは言え、ざっくりと一夜漬けで勉強するかぎり、 “抗議”する根拠もそれなりにちゃんとしている…気もする→けれど、一夜漬けの勉強だけで安易に “反対”の側に回っていいものなのか?→え! 知識のない人間が政治に口出しちゃいけないの? ってことは選挙にも行っちゃダメなの?→う〜ん、よくわかんなくなってきちゃった…」



 



つまり、私も指原同様、本案件にいたっては「そこまで信念がない」のだ。なので、私はここcitrusでも他の媒体でも、コレに関しては一切触れなかった。意見しないのも、また一つの主張? 「信念がない」なら、書けることは「信念がないということ」だけ──しかし、「信念がないということだけ」で、まがいなりにも一本の原稿が執筆できるわけだから、それはそれでかまわないのではないか。



 



そして、別にどっちつかずな結論しか導き出せなくとも、本来ならまったくのノーマークだった「検察庁法改正案」について、サッシーや私やその他大勢の日本国民が、ちょっとは調べてみようという能動の姿勢で向き合うことができただけでも、一連の「いささか突飛なハッシュタグ」は充分に大きな意義、社会貢献を果たしたと思うのだが、いかがだろう?


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