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この時期はマッチングアプリで「男を見る目」を養う? 会わないからこそ洞察力を磨けるのかも




■出会っても会えないけど





マッチングアプリにはまっているというエイコさん(29歳)。昨年秋につきあっていた彼と別れ、以来、なかなか恋が見つからなかった。その後は、新型コロナウイルスの影響で、エイコさんもほぼ在宅勤務となり、ますます出会いの場がなくなってしまったからだ。





「常時、3人くらいと頻繁に連絡をとりあっています。いつか会えたらいいね、と言いながらお互いのことを知っていく作業中。ただ、こうやっているとひとりで恋愛感情が盛り上がっていく男性も多いんですよね。そういう人はなるべく早く切るようにしています」





よく知らないのに、会ったらこんなデートをしたいとか結婚したら家を買ってとか、勝手に話をどんどん進めていく男性も多いのだとか。





「現実的じゃないでしょ。会わないと始まらないのに、その前からひとりで盛り上がる男って何なんでしょうね。私はなるべく地に足のついた人と連絡をとりあうようにしています。今日は何をしていたとか趣味の話とかで会話が続く人。これ、案外、男を見る目を養えるかもしれませんね」





たとえば3人に同じ質問を投げかけてみる。貯金が百万しかない。そんなとき、親友が借金を頼んできた。今日中に百万なかったら命の危機だという。どうするか。





「おもしろいですよ。親友であれば即、百万全額貸す、催促もしないと答える人もいれば、半額で許してもらうという人もいる。その時点で自分が独身なら貸すけど家族がいたら貸せないという人も。それぞれに一理あるから、そういうところから話を広げていったり、その人の価値観を考えたり。会わない分、案外、人に対する洞察力が磨けるのかもしれない」





恋に結びつくかどうかは別として、確かに人を見る目を養うことにはつながりそうだ。



 



 



■要求が強すぎる男性たちにドン引き





マッチングアプリには疲れてしまい、最近はやめているというのはマリさん(28歳)。昨年から婚活の一環としてときどきやっていたが、今年に入ってから少し様相が変わってきたのだという。





「自宅勤務の人が増えて、今まで使ったことのない人も入ってきているみたいですね。私はまじめな人としかやりとりしないと決めているけど、全然話が噛み合わなかったり、やたらと説教したがったりする人が増えているような気がする。友人は、このご時世にしつこく『会おうよ、ちょっと会うくらい大丈夫だよ』と言われてドン引きしたと言っていました」





出会いたいと思っている人と、とりあえず時間つぶしをしたい人などが交錯しているので、マリさんは相手の言葉遣いなどを慎重に見極めるようになっているそうだ。





「メッセージのやりとりなどをしていて、『~してあげるよ』という言葉の多い男性は要注意かなあ。恩着せがましいでしょ。会ってもいないのだから、やたらと『僕たち』を連発する人にも気をつけています。今のところは、きちんと『あなたと僕』という表現をしてくれる人のほうが私としては安心できる」





会わなければわからないことも多々あるが、昔から「文は人なり」とも言う。文章を読めば、たとえ自筆でなくても行間から気持ちが透けて見えることもあるのだ。女性たちの男性へのチェックはますます厳しくなっていくのかもしれない。


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