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ダウンタウンの浜ちゃんが意外と読書家だった?!その一面を暴露されたことを嫌がる気持ちがよくわかる件について




 



『スポニチAnnex』によると、ダウンタウンの「ハマちゃん」こと浜田雅功(56)が、3月10日の『ごぶごぶ』(MBS系)に出演。意外と(?)読書家な一面や、好みのジャンルの本を暴露され、苦笑するシーンがあった……らしい。

 



どういうやりとりでそうなったのか、同記事にそって説明すると、ゲスト出演したDA PUMPのISSA(41)が浜田にロケトーク中、

 




「(事前リサーチの結果)僕のイメージではなかったんですけど、(浜田さんは)読書をされるということで…」

 



「けっこう偏った本の読み方をされているというのもありまして…」






……と水を向けたところ、官房長官や自民党幹事長などを歴任した野中広務氏や田中角栄氏……ほか、政治家の著書が好みであることが判明。「ちょっとお前、恥ずかしいからやめてくれよ〜。ホンマ、お前アホか!」と、苦々しい表情で笑みを浮かべ、ISSAにツッコんだ……のだそう。



 



いくらバラエティ番組のネタ、トークのつかみの一環とはいえ、私にはこの浜ちゃんがかなり本気ではにかむ気持ちが、とてもよ〜くわかる! なぜなら「自分がどういう本を好んで読むのか」を他人に知られるということは、これすなわち“自分の根源”のようなものを丸裸にされるのと同じであるからだ。ましてや、私みたいな文筆の職に就く人間は「普段読んでいる本」が、そのまま私の文体や世界観のイメージにも直結する。極論すれば“ルーツ”とすら捉えられかねない。



 



たとえば、私は電車移動などの際には、あまり頭をフル回転させずにサラリと流し読みできる東野○吾や堂○瞬一とかを「専門外の分野をもテーマにしているのに、どうしてこうも作品を量産できるんだろ?」なんて風に感心しながら愛読したりしているのだけど、ここらへんのラインがバレるのは、やはり恥ずかしくてしょうがない。「いや、ボクは長編小説を書いてみたいから、あくまで後学のため“小説のプロ中のプロフェッショナル”である東○さんや○場さんの著書にも目を通してるだけですよ〜」と、誰からもなにも聞かれていないのに、ついつい言い訳したくなってしまう。



 



たとえば、私は最近、AIについてわりと真面目に勉強していたりするのだけれど、そして、そんな経緯から落○陽一にハマったりもしているのだけれど、一見では自己啓発本風なタイトルが多いので、やはり恥ずかしくてしょうがない。「これからのAIとの共存社会を予見するのに、若手世代の旗手である○合クンの言動にはちゃんと注目すべきですよ〜」と、ついつい言い訳したくなってしまう。落合○一ならまだしも、「書評を書いてください」と無理やり自宅に送りつけられてきたゴミみたいな自己啓発本を、たまたま遊びに来た友人や女子に見つけられた日には、もっともっと恥ずかしい。『「最高の離婚」のつくりかた』? いやいや、コレはボクの結婚生活が破綻しているわけじゃなく、数年前にゴーストライターしただけですから……。とある仕事で読まねばならなかった夏○漱石の『吾輩は猫である』は、ちょっとだけカッコよかった……?



 



たとえば、ここcitrusの私のコラムは、じつのところ○上春樹と村○龍から多大な影響を受けていたりもするのだけれど、これら「W村上」を安易に倣う文筆業者ってえのも、やはり恥ずかしい。しかも「どのへんが影響されてるの?」と問われれば、「表層的な面ではなく深層にある人間としてのリズム感の面で…」と難解かつ曖昧な回答でお茶を濁すしかない。



 



さて。いかがだろう? 今日の私は、親愛なるcitrus読者の皆さまにケツの穴までおっぴろげた気分でいっぱいになっている。ああ、赤面……。

 


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