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【実物大・動くガンダム】ガンダムの生みの親・富野監督がデザインに吠えた、その理由




 



■オリジナルの呪縛にとらわれず“今流”に作りこんでほしい



 



ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』の主役ロボットであるガンダムが、劇中の設定どおりのサイズ約18mの大きさで、ついに動く!



 



2020年10月、実に6階建ビルの高さに相当するスケールの「実物大・動くガンダム」が、神奈川県横浜市の山下ふ頭にオープンする「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に登場するのです。(「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」は2020年10月1日~2021年10月3日までの約1年間の限定施設)



 



そんな「実物大・動くガンダム」が完成するまでを追ったドキュメンタリームービーが、「動くのか?ガンダム 夢への挑戦!」シリーズ。YouTubeの「ガンダムチャンネル」で公開中のこのシリーズには、開発・製作に携わる研究者、エンジニア、クリエイターなど各界のプロフェッショナルが、この一大プロジェクトに取り組む姿が映し出されます。そして、ガンダムの生みの親・富野由悠季監督もたびたび登場するのです。



 



「動くのか?ガンダム 夢への挑戦!」第3話では、富野監督が外装のデザイン・製作を行っている工房を視察。そこには、まだカラーリングされていない試作段階の真っ白な頭部や胴体(いずれも実物大)があるのですが、それらをまじまじと見つめた富野監督の口からは、愛あるご指摘が次々と……!



 



「つまらないなぁ」



「こんなに直線かっていうのは、ものすごく気に入らないのね」



「なんでそこまで堅っ苦しくしちゃうの」



「もうちょっと好きにやればいいのになぁ、なんか元に戻ってる感じがして」



「今の作りに合わせて、もう少し“今流”の作り込みが入ってもいいんだけども」



「もう少しおっぱい感がほしい」



 



…………要するに富野監督はデザインを担当するクリエイターに、オリジナルに近づけようとする必要はなく、もっと自由に“今流”のアイデアを盛り込んだデザインにしてほしいと、吠えていたようなのです!



 



ちなみに、「もう少しおっぱい感がほしい」というのは、直線主体の面構成(デザイン)にするのではなく、ゆるやかなアール(曲線)を付けたりすることを要望していた模様(笑)。



 



こうして生みの親の魂も注入されてブラッシュアップされていったものが、今年10月、お目見えするということなのでしょう……ワクワクが止まりません!



 



もちろん、この「実物大・動くガンダム」は、どのように“動く”のかに注目が集まっているわけですが、それでもやはり、ガンダムである以上は外装もカッコよくなければいけないですからね。



 



2020年は「ガンプラ」(ガンダムのプラモデル)誕生40周年イヤー。そんな記念すべき年に、“1/1スケールガンプラ”とも言える「実物大・動くガンダム」が完成するというのは、何とも感慨深いです……。


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