■『スーパードラゴンボールヒーローズ』のプロモアニメとは?

 

デジタルカードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』のプロモーションアニメの1話が、YouTubeで公開されたのは2018年6月のこと。それから約1年半が経過した2020年1月8日に公開された19話にて、“一応の完結”を迎えています。

 

ストーリーは、2015年7月~2018年3月まで放送されていたテレビアニメシリーズ『ドラゴンボール超(スーパー)』の最終回後を描いています。ただ、ここが少々複雑なのですが、『ドラゴンボール超』の正統な続編というわけではなく、おそらくかつての『ドラゴンボールZ』劇場版のように、公式アニメは公式アニメだけど正式な本筋とは枝分かれした異なるIFストーリーのような扱いになっているようです。

 

さて、そんな『スーパードラゴンボールヒーローズ』プロモアニメは、オープニング曲などを除いた1話ごとの長さは約7分間と短いものですが、全19話までの累計で130分以上。長編映画以上となるボリュームのオリジナルストーリーが、YouTubeで全話無料公開されているわけですから、『ドラゴンボール』シリーズファンは必見です!

 

なお、“一応の完結”とお伝えしたのは、敵役の謎のメガネ男・フューや、悪のサイヤ人・カンバーとの決着がつかぬまま完結しており、すでに続編となる新シリーズの予告もされているからなんです。

 

 

■カンバーは強さレベル1の状態で強さレベル8の悟空と互角…

 

では、ここからが本題。先ほどちらっと触れた悪のサイヤ人・カンバーについて解説していきましょう。

 

カンバーとフューは仲間というわけではなく、詳細は語られていませんがフューに無理やり連れて来られただけの模様。フュー曰く、「あいつは悪のサイヤ人・カンバー。その悪の気は、触れた者の心を壊すからねぇ」とのこと。実際、カンバーの悪の気に触れた悟空が狂ってしまい、ベジータやトランクスと戦う描写もありました。そういう凶悪な特殊能力を持っているってことですね。

 

ですが、カンバーが何より恐ろしいのは……素の力。

 

ベジット(悟空とベジータがポタラで合体した姿)が超(スーパー)サイヤ人ブルーになり、界王拳まで使っても、ノーマル状態のカンバーと互角なのです。ノーマル状態のカンバーが放った赤黒い巨大エネルギー弾を、ベジットの「ファイナルかめはめ波」がギリギリ押し返せたレベル……。

 

さらっと説明してしまいましたが、その強すぎる設定をきちんと考察してみましょう。

 

いろいろと細かい話は抜きにすると、悟空の強さのレベル(パワーアップ形態)は次の8段階あります。

 

強さレベル1/ノーマル状態
強さレベル2/超サイヤ人
強さレベル3/超サイヤ人2
強さレベル4/超サイヤ人3
強さレベル5/超サイヤ人ゴッド
強さレベル6/超サイヤ人ブルー
強さレベル7/ベジット化(ベジータとポタラ合体)
強さレベル8/界王拳使用

 

ファンには言わずもがなですが、このレベルが一つ上がるごとに、とてつもなくパワーアップするわけです。しかし……です。もう一度言いましょうね。

 

ベジットが超サイヤ人ブルーになり、界王拳まで使った状態(強さレベル8)で、ノーマル状態のカンバー(強さレベル1)と互角なのです。

 

これまでの物語のバランスを破綻させるほどの強すぎ設定……。サイヤ人のなかで悟空とベジータは天才的に超絶強いはずなのに、カンバーは強さレベル1で、悟空&ベジータの最強形態と互角……。運営さん、マジでコレ大丈夫か!? と心配になります……。

 

しかもカンバーは、超サイヤ人化や大猿化といったパワーアップも持っているんですよね(苦笑)。

 

――あと、そもそも『ドラゴンボール』シリーズには、すでにブロリーという、大人気の敵のサイヤ人がいるのはご存じの通り。(さらに言うなら悟空に顔がそっくりなターレスもいます)。

 

2018年12月に公開された劇場用アニメ『ドラゴンボール超 ブロリー』では、副題にあるとおりブロリーが敵キャラとして登場。この作品は全世界興収120億円超えを果たし、『ドラゴンボール』シリーズ最高の興収記録を樹立するほどの大ヒットとなっているんですよね。

 

『スーパードラゴンボールヒーローズ』プロモアニメは2018年6月から始まっていまして、劇場用アニメ『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開された2018年12月ごろは、まだカンバーとの戦いが描かれていました。ブロリーの映画を盛り上げていこうっていう時期に、別枠のプロモアニメにてブロリーとキャラかぶりで、シリーズ全体のバランスをブッ壊さんばかりに強いカンバーを登場させていた意味……なかなか謎ですよね……(苦笑)。

情報提供元:citrus
記事名:「【SDBH】ブロリーとキャラかぶりの悪のサイヤ人・カンバー、強すぎて引く問題