■ドラえもんのポケットの中身はどんどん商品化されている

 

テレビアニメの『ドラえもんのうた』を知らない日本人はいないでしょう。この歌の中で紹介されている、ドラえもんの四次元ポケットから出てきた未来の科学の粋を集めた「ひみつ道具」を数えたら、2000種類以上にも上りました。そしてそれらを1つずつ調べていったところ、すでに全体の5%にあたる100種類以上のひみつ道具にあたるものが商品化されたり、市販されたりしているのです。このまま行けば、あと数年以内に10%くらいのひみつ道具が商品化されるに違いありません。

 

例えば、ひみつ道具「近道マップ」は近道を教えてくれるアイテムですが、今では誰もが使用するスマホツールとして数々の地図アプリが存在しています。

 

ひみつ道具「ほんやくこんにゃく」は、食べるとどんな言葉でも通じるようになるこんにゃくです。これもすでにGoogle翻訳が外国語の文章を日本語に変換したり、その場で文章を読み上げてくれています。しかも、世界中にある言語100カ国語以上を同時に音声翻訳できてしまうのです。また、POCKETALK®(ポケトーク)はポータブルな双方向のAI音声通訳機で、74の言語に対応しています。

 

 

■誰かが開発したテクノロジーを使って新しいビジネスを

 

とはいえ、ドラえもんは自分で「ひみつ道具」を開発したわけではありません。ドラえもんも「誰かが開発した道具」を〝使っていた〟だけなのです。今あなたの目の前にあるテクノロジーを知ること、使うこと、そして、新しいビジネスを考えること、これが新しいビジネスを作る近道です。新しい技術を開発することは並大抵のことではありません。しかし、〝新しい技術を使って新しいビジネスを作ること〟はあなたにもできるのです。

 

そんな「テック革命」時代に、新しいビジネスを作り出すヒントになればと願って書いたのが、『「まだない仕事」で稼ぐ方法』(吉角裕一朗/ワニ・プラス)です。

 

現在から約20年前にIT革命の時代がやってきました。そして、そのIT技術を活用して、従来になかった新しいサービスを生み出した人の多くは大成功し、巨万の富を築きました。そして20年後の今、まったく同じことが起きようとしているのです。

 

本書は新しいテクノロジーを開発するための本ではありません。誰かが開発したテクノロジーを使って、新しいビジネスを作り出すための本です。

 

 

■空飛ぶ自動車に乗れる人、乗れない人

 

今から10年ほど前のことです。「もうすぐ空飛ぶ自動車ができるよ」と私が言ったら、100人中100人全員から「そんなことはないよ」と否定されたのを覚えています。ところが今、実際に空飛ぶ自動車が完成し、発売され、そして世界中に広がろうとしています。「自動車は空を飛べないもの」と最初から決めてかかる人は、固定観念に囚われてすべての可能性に蓋をしてしまいます。子どもの頃はどんなことだって叶うと思っていたのに、その夢を忘れてしまっているのです。

 

この夢のことを「空想力」と言います。空想力とは夢を現実にする力のことです。もしそれが可能になったとき、人は感動してたくさんのお金を払います。ですから、夢を叶える人は成功者となり、間違いなくお金持ちになるのです。逆に夢を持てない人は自分の肉体を使って毎日長時間働くだけで、少しのお金しか手にできません。

 

 

■新しいビジネスは古いものと古いものを足して2で割る

 

新しいビジネスは、実は今あるもの同士を組み合わせて創出されるものです。ゼロから生み出された技術やアイデアに基づく新ビジネスは、きっとこの先も創出されないでしょう。新しいビジネスは、今あるアイデアにほんの少しのスパイスをかけて、ビジネスモデル化されているのです。

 

この本は、ただ単に時代の最先端のテクノロジーやその進化を紹介するだけではありません。読んだ人1人ひとりがそのテクノロジーをビジネスに使えるようになってほしいという思いが込められています。

 

たった1つのアイデアが、もしかしたら世界中を変えるサービスを作り出せるかもしれないのです。ぜひあなたも「テック革命」が引き起こすゴールドラッシュの波に乗ってください。

 

 

【関連書籍】『「まだない仕事」で稼ぐ方法』 (ワニプラス)

 

 

情報提供元:citrus
記事名:「これから“稼げる”のはどんな人?ヒントは「ドラえもんのポケット」にある!?