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「まさに神対応!」「謙虚すぎる!」斎藤工、下積み時代の恩人への名スピーチに感涙にむせぶ人続出


出典:「斎藤工 公式ウェブサイト」より


 



「斎藤工」が意外なパーティに出演して神対応「今あるのは人妻温泉のおかげです」』なるタイトルの記事を『デイリー新潮』が配信していた。意味深なタイトルでクリックを誘う、ネット記事にはありがちなパターンとは言え、“例によって”これだけだとどういう内容なのか、さっぱりわからない(※私がまだ紙媒体を主戦場としていたころは、編集者から「タイトルだけでちゃんと内容がわかるように」と叩き込まれた)。「意外なパーティ」ときて「人妻温泉」……怪しい響きがただよう単語が続き、「神対応」という単語がなければ「すわ! また闇営業か!?」と、一見なら勘違いしてしまいかねない文脈とも捉えられる。もしかして、確信犯なんだろうか? いや、そこらへんはデイリー新潮編集部の良心を信じたい。



 



で、タネを明かせば「意外なパーティ」とは6月14日、六本木にあるイタリアンレストランで行われた、「ヒデちゃん」こと中山秀征(51)を発起人とする、彼がかつてMCを務めた夕方の情報バラエティ『ラジかる!!』(日本テレビ系:2005年10月〜06年3月)と、朝の情報バラエティ『ラジかるッ』(同:06年4月〜09年3月)の卒業10周年の同窓会であった。そして、そのパーティに現れたのが、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの斎藤工(37)。



 



なんでも、齊藤は『ラジかるッ』で、お笑いコンビ『TIM』のレッド吉田(53)とともに「悩みを抱える人妻を、温泉とイケメンでもてなし癒す」といった、朝っぱらから放送するにはいささか淫猥さが香る金曜日のコーナー『レッド&たくみの誘われて人妻温泉』にレギュラー出演していた……のだそう。齊藤のサプライズ参加に驚いた出席者の一人は、デイリー新潮の取材に、こうコメントする。



 




「人妻と混浴までして、頑張っていましたけど、彼にとっては“黒歴史”かもしれません。だから、来ないかもしれないと思っていた人が多かったと思います。そこへやって来て、『私が今あるのは“人妻温泉”のおかげです』とスピーチまでしてくれたんですよ」




 



ちなみに、斎藤本人はスピーチ中で



 




「当時、ちょっと腐っていた自分を救ってくれたのがレッド吉田さんでした。『君はこれで終わる人間じゃない。きっとこの(人妻温泉の)経験が生きるから、腐らず頑張れ!』、この言葉で、僕は今までやってこられました」




 



……と、番組やレッド吉田に向けての感謝の意を伝えたという。



 



まさに「神」と呼ぶに相応しい名対応&名スピーチではないか! こういった下積み時代にお世話になった人たちへの恩を忘れず、その義理をできれば正式な機会に、ちゃんと明文化して称える──当たり前だが、ヒトとして絶対に忘れてはならない謙虚さ、徳に満ちた姿勢である。



 



私も及ばずながら、自身のライターとしての遍歴を聞かれた際は、公私かかわらず



 



「デビューはアダルトビデオ専門誌のAVレビューでした。2日間で30本ものノルマを与えられ、(この仕事の)終盤のころは、左手でリモコンを操作しつつ、同時に右手で原稿が書けるようになりました(※当時の原稿はまだ手書きだった)。僕が今あるのは『さくらんぼ通信』(※当時、ゴメスが連載していたAV専門誌名)のおかげです」



 



……と、答えるようにしている。これはあながちジョークでも嫌味でもオーバーな表現でもなく、AVという「基本は男女のカラみシーンしかない」作品群から、瞬時に一本一本ごと、その際立った部分を(無理やり)抜き取り、それをわずか300ワードしかない文字数枠内へと、たとえば書きたいことが3つあったなら、それを2つ、もしくは一つまで研磨しながらブチ込んで、オートメーション式に大量生産する作業で、私はライターとしてのイロハを学んだのだ。



 



そして、私はもし万が一自分がマイケル・ジャクソンみたいなライターになった場合(どんなライターだ?)の、シミュレーションも常に怠っていない。「僕が今あるのは僕の原稿に血も涙もなく赤入れしまくってくれた編集者○○さんのおかげです」「僕が今あるのはAll Aboutさんのおかげです」「僕が今あるのはcitrusさんのおかげです」……。



 



もし万が一私がマイケル・ジャクソンみたいなライターになったときは、ぜひともなにかのパーティにお誘いいただき、その壇上でマイクを渡してもらいたい。残念なことに『さくらんぼ通信』の編集部はすでに消滅してしまっているのだが……。


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