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納得!「骨格レベルから突出しているハイパー美男子」が美女になびく理由




「美男と普通女子」ペアはありえない! 結婚アドバイザーが断言するワケ』という、じっくり咀嚼してみれば、わりとセンセーショナルなタイトルの記事が目についた。イマドキの「女性の容姿を論点としてモノを語ることに対するバッシングの風潮」を「あくまで一人のマッチングのプロによる主観的意見を掲載しているだけ」との体裁でぬらりとかわす、なかなかに巧妙なスタイルである。ちなみに配信しているのは、去年あたりから私がもっとも信頼を寄せているウェブニュースサイト『現代ビジネス』だ。とりあえずは冒頭のタイトルについて、高い成婚率を誇る「婚活分析アドバイザー」で、著書「『普通』の結婚が、なぜできないの?」も出版しているという三島光世さんが直接的に語っている箇所を抜粋してみよう。



 




知り合いのトップ営業マンから、おもしろいお話を聞きました。



 



彼は、お客さまの自宅にうかがう仕事なので、夫婦をたくさん見ています。その彼が「どの夫婦も、だいたい見た目のレベルは釣り合っている」と言っていました。



 



ただし、美女と野獣のカップルは「たまにいる」とのこと。相手が野獣でも、女性にとって、それ以上の魅力を(男性側が)持っている場合です。たとえば、夫が医者や弁護士というケースですね。



 



一方、その逆のパターン、美男と普通女子のペアは「ほぼありえない」そうです。私も結婚アドバイザーとして心当たりがあるので、大いに納得しました。



 



婚活写真スタジオのスタッフからも、興味深いお話を聞いたことがあります。



 



「きちんとヘアメイクをしていない女性に限って、けっこう男性の理想が高かったりします。でも、ヘアメイクをきちんとしていない女性には、寝癖のついている男性が寄ってくるものですよ」



 



あなたが自分のルックスのレベルを上げれば、寄ってくる男性のレベルも上がっていくはずです。



 




一歩間違えれば、男女差別的にも捉えられかねないデンジャラスな香りのただよう発言ではあるが、「きちんとヘアメイクをしていない女性に限って〜」以降のくだりの「男性」と「女性」を丸ごと入れ替えても、言い分としては十分に成立するわけで、要は「本気で結婚したいなら、女性であろうが男性であろうが身だしなみはきちんとしましょう」ってことだろう。あと、“身だしなみの度合”というのはれっきとした相性の一つでもあり、夫婦が年月をかけてソレをすり合わせていく(ソレが似通っていく)のも道理であり、なんら問題はない。



 



ただ、現実を見据えてみれば、骨格レベルから突出しているハイパーな美女を一人のへちゃむくれの才覚に溢れる男性が射止めるケースは“稀”ではあってもありえるが、その逆のパターンが「ほぼありえない」のは、残念ながら私の雑感としても、同感だったりする。なぜなのか? 



 



まだ、女性が容姿以外の才覚を発揮しきれるほどに社会が成熟していないっていう側面は、たしかにあるのかもしれない。だが、「骨格レベルから突出しているハイパーな美男子」は「骨格レベルから突出しているハイパーな美女」より得てして学習能力が低いという事実も、私は見逃せないと考える。男の「容姿」だけに寄ってくる「容姿しか能がない女性」を取っ替え引っ替えしているうちに、女性の内面を見抜く観察眼を育む機会を失い、「美女」という上っ面だけに反射的になびく、いわゆる「ブランド志向」が、おのずと強くなってしまう。バブル時代のように「ヴィトンのロゴや模様がついていたら、なんでもOK」みたいな風に、連れ歩く女性を高級なバッグや腕時計やクルマのように扱ってしまうのだ。



 



もちろん、真っ当な洞察力を持つ「骨格レベルから突出している美男子」もいるところには実在するに違いない。けれど、50数年生きてきた私ですら、そういう両方を兼ね備えた男性とは……せいぜい一人か二人しか出会ったことがない。単なる美男子への嫉妬と言われてしまえば、それまでだが……? 少なからずはそのとおりなんで(笑)。


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