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オードリー春日の10年愛はマネしちゃダメ⁉ 婚活のプロが考える「プロポーズまでの最適な期間」とは?




■「私の彼もいつか……?」は危険です!



 



東京、青山の結婚相談所マリーミー代表、婚活アドバイザー植草美幸です。今までもアラフォーの婚活は厳しい道のりであるとお伝えしてきましたが、最近は芸能界でもアラフォー以上の結婚・離婚の話題が豊富です。



 



例えば、お笑い芸人オードリーの春日さんが40歳の彼女に公開プロポーズした様子が、TBS系『モニタリング』で放送され、その後、浮気疑惑の報道などもありつつ、5月には無事入籍をした……という話題がありました。芸能人としてブレイクする前に知り合って、愛を突き通し、10年の愛を実らせた美談として感動を呼んでいます。



 



「結婚したいのに、彼がプロポーズしてくれない。ウチの彼、このまま付き合って結婚する気あるのかな。もう待つことに疲れた、別れたほうがいいのかな?」——と悩んでいるアラフォー女子にとっては希望の星になったかもしれません。



 



でも! テレビを観て、「私の彼もいつか気持ちを固めてくれる……?」と勝手に勇気づけられたみなさん、ちょっと待ってください。もちろん、幸せな春日さんカップルに水を差すつもりはありませんし、終わりよければすべてよしです。でも、長年付き合った彼に捨てられ、婚活を始めるも悲惨な状況になってしまった方々をたくさん見てきた私としては、「10年愛」になる前に自分から手を打つことをおすすめします。



 



 



■プロポーズまでは1年で十分!スピード婚でちょうどいい



 



世の中では出会って1年での結婚は「スピード結婚」と言われます。しかし、逆に言うと1年経っても結婚の話が出ていないって、どういう目的なのでしょうか。結婚の意思確認もせず、ただ勝手にプロポーズを待っているって変じゃないですか? 真剣なお付き合いをしているなら1年を過ぎたら進展があるべき。つまり、スピード結婚でちょうどいいんです。私が代表を務める結婚相談所では、「会ってから3ヶ月以内にプロポーズ」を目安にしているくらいです。



 



逆に、なぜ長く付き合っているのに、結婚の話が出ないのかしっかり自覚しましょう。「だって彼がプロポーズしてくれないんだから、しかたない!」というのは大間違いです。あなたの人生はあなたが決めるもの。「相手が○○してくれない」と後出しをしても、勝手に起こっていても仕方ないのです。一緒に考えていきましょう。



 



 



■「プロポーズされない」のは、彼のせいではなく両成敗



 



「プロポーズされない」と悩む人は、そもそも相手とのコミュニケーションが不足していることが多いのです。彼とお互いの結婚観について話したことはありますか? 最初から、結婚を前提にお付き合いしなかったのはなぜ?



 



何歳までに結婚したいか。将来は、どこに住んでどんな暮らしがしたいか。結婚したら、お互いの仕事はどうするのか。子供は何歳で産んで、何人ほしいのか。聞いたことがない、わからない。だったら、彼に聞いてみてください。



 



彼は「突然どうしたの?」なんて苦笑いを浮かべるかもしれません。でも、「ひどい! もう別れる!」なんて暴走してはいけません。彼は今まで結婚について考えてこなかったけれど、あなたの結婚観を聞いてはじめて、「自分はどうかな」と考え始めるのです。



 



イマドキの結婚願望の低い男性陣はそんな感覚が当たり前。今までダラダラ付き合ってきてしまったツケにより、なかなか結婚が決まらなかったのだから仕方がありません。これは彼が悪いのではなく、お互いのコミュニケーション不足が原因の「両成敗」と心得ましょう。



 



例えば、待ち合わせをしていないのに「ずっと待っていたのに! 待ちくたびれた!」と言われたら、困ってしまいますよね。大切な相手だからこそ、自分の考えを話し合い、深いコミュニケーションを取るのは当然のこと。「女性から結婚を匂わせると重い」と言われますが、勝手に待たれて、いきなり怒られた方がよっぽど重いでしょう。



 



■振られる恐怖より、後悔する未来の方が恐怖



 



もし、彼に自分の結婚観を話しても、いつまでたっても彼が変わらない。もしくは、その気はないとはっきり言われてしまった——そんなときは、それでおしまい。はっきりと答えが出るのが怖いといいますが、40歳を過ぎて50歳を過ぎて「孤独がつらい、やっぱり結婚したかった」と公開するほうが怖いでしょう。むしろ、すっぱり仕切り直して、今すぐあなたと結婚したいお相手と出会い直せるチャンスです。



 



また、現時点で彼がプロポーズしてこないことにも理由があります。自分には何かが足りなかったのかもしれない、と謙虚に考えるのも大事なこと。誰かに取られたくない、一生離したくないというような魅力を備えているのか、客観的に考えてみましょう。



 



もちろん、冒頭の春日さんの例のように、待って待って待って待って、遅咲きの幸せをつかむ人もいます。大切な30代の時間をなげうっても、支えたい彼がいるというのは素敵なことかもしれません。それであなたが後悔しないなら、いくらでもどうぞ。でも、ちょっとでも彼でいいのかな? いつまで待てばいいんだろう? と悩んでいるなら、あなたから行動してみてください。今の時代、恋愛も結婚もプロポーズも、自分主導で行きましょうね。


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