「みんなのライフハック」をキャッチコピーとする情報サイト『@DIME』が、「女性の初体験」について、とても興味深いデータを紹介し、論じていた

 

日本の大手コンドームメーカーである相模ゴム工業が主催する『ニッポンのセックス2018年』から抜粋してきたアンケート調査で、「(若者の)初体験の年齢」を都道府県別にランキング。結果は、

 

もっとも初体験が早い県は沖縄県の平均19.69歳、もっとも遅い県は奈良県の20.98歳

 

……で、しかも

 

東京都は20.93歳と二番目に遅く、男女別だと東京都の女性は21.27歳でもっとも遅い

 

……という数字がはじき出された……らしい。「大都会・東京=初体験が早い」的な従来のイメージを覆すサプライズな報告ではあるけれど、よくよく咀嚼してみると、わりかし納得できる、然るべき順位だと見なすこともできなくはない。その理由を私なりに推測してみると、大きくは以下の3つが挙げられる。

 

 

(1) セックス以外の娯楽の豊富さ

 

(2) バージンを捧げる相手の選択肢の広さ

 

(3) 初体験(セックス)に対する価値観の多様さ

 

まず(1)。とにかく東京は、身近にいろんな娯楽施設が揃っている。昨今はインターネットが発達し、どんな辺鄙な場所でもそれなりにリアルタイムで趣味やショッピングを楽しむことができるようになっているとは言っても、やはり電車を上手に乗り継げば1時間以内にたいがいのスポットに行ける環境にあれば、「セックス」が一つの“嗜好”として並列されてしまうのも無理はない。よく「田舎はセックスしかすることないですから…」なんて自虐的な発言を、地方から上京してきたヒトたちが漏らすのを耳にするが、こうした環境差は令和になった今でも根強く残っている……のではなかろうか?

 

次に(2)。これは単純に東京の「人口の多さ=分母の大きさ」に起因すると思われる。脳外科医の菅原道仁先生との共著『「モテ」と「非モテ」の脳科学〜おじさんの恋心はなぜ報われないのか〜』(ワニブックスPLUS新書)でも書いた「買い物客とジャムの研究」によると、

 

店頭で6種類のジャムを揃えたとき、買い物客の40%が試食に立ち寄ったが、24種類のときは60%に上がった。しかし、6種類だと試食客の30%(=全体の12%)がジャムを買ったのに対し、24種類だと試食客で買ったのはたった3%(=全体の1.8%)だけだった。

 

……という。つまり、多い“品揃え”は客を引き付けるが、いざ「選択」となれば、迷って決められない状況もつくる、東京の女子はたくさんのハイスペックな男性と出会う“確率”が多いため、かえって初体験の相手を選びづらくなってしまう……といった理屈である。

 

そして(3)。当然のこと「分母が大きい」のは男子だけではなく女子も同様。すなわち、セックスに対するさまざまな価値観や優先順位を持つ女子が周囲にも混在しているわけで、「○○ちゃんが初体験済ましちゃったから、私も早く済まさなきゃ…」みたいな焦りに苛まれることもないわけだ。

 

ある意味、羨ましい。私も思春期に、こういう時代を東京で過ごしていたら……きっと、今とはまったく違った人生を歩んでいたことだろう?

情報提供元:citrus
記事名:「納得!? 東京女子の「初体験」が遅い理由とは…