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アジアで最も美しい顔の2位が、北川景子でも桐谷美玲でもなく「石原さとみ」である理由


出典:「ホリプロ 公式プロフィール」より


 



「アジアで最も美しい顔100人」なるランキングが3月16日に発表され、ネット上をいささか賑わせている。



 



1位はタイのアイドルであるリサ。2位は石原さとみで、3位が中国のヤン・チャオ。日本人勢は5位に宮脇咲良(HKT48)、8位に岡田奈々(AKB48)、11位に新垣結衣……他にも桐谷美玲やKoki,ら20人がランクインした……らしい。



 



ところが! デイリー新潮によると、このランキング……どうやらと名乗る謎のアメリカ人による個人サイトが運営するもので、じつは彼(たぶん?)によるまったくの独断で選ばれたランキングなのだという。



 




同サイトは1990年から毎年末に「世界で最も美しい顔100人」を発表し注目され、今年からアジア版も始めたんです。各国のノミネート40人ほどがSNSにアップされ、一応、閲覧者がコメント形式で投票し決めるシステム。でも得票数の詳しい発表もなく、だったいノミネートの段階で偏りがあるんですよね。



 



(ちなみに)とは英国生まれで米国在住、50歳くらいの映画評論家。それ以外の“氏素性”は一切不明です。どうもK-POP好きのオタクのようですが…」(デイリー新潮の取材に応えたネットに詳しい芸能記者)




 



なぜか石原は「世界の100人」でも常連で、いっぽう、日本では「美しい顔」の代表格とされる北川景子などはランク外。傾向としては「お目目ぱっちりの“お人形さん顔”」……なのだそう。



 



アイドル評論家の上杉純也さんは、同記事内で、こうさり気ない警鐘を鳴らしている。



 




 



「一個人の主観が独り歩きし権威となり、CM起用などの指標にもなってしまう。騒いでいるのは日本ぐらいのようですが、いいように躍らされてしまっているのが腑に落ちませんよね」



 




たしかに、日本から飛行機で10時間以上もかかる遠方に住んでいる一人のオタクの美意識に企業クラスが翻弄されてしまうのは滑稽極まりない話ではあるけれど、さすがに「そこまでいいように躍らされているか? 日本人」といった気もしなくはない……が、念のため私が過去、ここcitrusに寄稿したコラムを検索してみると……2016年の3月にちゃんとコレをネタに一本書いちゃってました。タイトルは『北川景子ではなく桐谷美玲が“(世界で)最も美しい顔”に選ばれた訳』ですって(笑)!



 




(西洋人にとって)東洋美の象徴とされる“つり上がり気味な切れ長”で、同時に西洋美の象徴とされる“大きくもある眼”が、日本美の象徴とされる“小さな丸顔”内に絶妙なバランスで収まりきっている桐谷のそれが、米国発の情報サイトで「世界で8番目に美しい顔」に選ばれたことも納得できなくない。あどけないのにエキゾチック──そりゃアッチからすればたまらんに違いない。



対する、北川景子。彼女の眼も桐谷同様、つり上がり気味な切れ長系……なのに、顔の形は、どちらかと言えば“うりざね型”だったりする。そして、うりざね型は典型的な西洋美人の骨格で、残念ながら日本人ではその“美の黄金比率”に太刀打ちできない。だから、西洋人の反応は今ひとつ鈍く、逆に今の若い日本の女子は、西洋的な美人に憧れを抱いているということだ。



 




……みたいな風に、わりと真剣な分析をしている。ああ、恥ずかしい。黒歴史。



 



ならば、これを公平に世界(ないしはアジア)レベルを巻き込んだ無差別投票といったスタイルにすればいいのか……と言えば、それもちょっと違う感じがする。だって、たいがいの日本人はタイのアイドルのリサなんて知らないし、逆に、たいがいの中国人もAKB48の岡田奈々なんて知らないだろう。結局は、普通に「各国の女性タレントの美人ランキング」の寄せ集めに終始してしまうのではなかろうか。



 



つまり、世界(ないしはアジア)の美女に精通する一人、あるいは少数精鋭のオタクなヒトたちのパーソナルな知識量と趣味・嗜好に頼らざるを得ないのだ。ミスユニバースだって大学のミスコンだって、最終的な決断を下すのは、せいぜい5人だか10人程度の“審査員”なのだから……。


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