既婚男性たちが口を揃えて言うのは、「妻の不機嫌が怖い」である。では上機嫌ならいいのかといえば、「不機嫌よりはいいけど、上機嫌すぎるのも怖い」とのこと。既婚男性たちはなぜそんなに妻を怖がっているのだろうか。

 

 

■いつから妻が怖くなったのか

 

妻を最初に怖いと思ったのは、結婚直後と出産後に分かれるようだ。

 

「僕は結婚直後ですね。僕は長男なので、いつかは両親と同居を考えていたんです。結婚前に彼女には言わなかったけど、それはわかってくれていると思っていた。新婚旅行を終えて共働きの生活を始めたとき、『いっそうちの実家に住んじゃえばラクじゃない?』と冗談交じりに言ったら、『それだけは絶対にイヤ、死んでもイヤ』と激しく拒絶されて。え? こんなに激しい口調で話す女性だったっけと一瞬、呆然としたのを覚えています」

 

ユウタロウさん(38歳)はそう話す。以来7年間、何か重要なことを話すと,必ず激しい拒絶が続いている。

 

「出産後、妻が大変だろうからと実家の母に来てもらおうとしたんですが、そのときも激しく拒絶されました。結局、妻は自分の叔母を呼び寄せて手伝ってもらっていた。『あなたには義理の親にめんどうを見てもらう私のつらさがわからないのよ』と言われると、言い返せませんからね。でもそんなに僕の実家と距離をとりたいのかと思うと複雑な気分です」

 

彼の言うこともわからなくはないが、夫の親というのは、ただそれだけでうっとうしいものなのだ。

 

 

■出産後に怖くなった

 

もう一方は「出産後に妻が怖くなった」男性。イクオさん(40歳)は、35歳のときに7歳年下の女性と結婚した。

 

「今どき珍しいくらいおとなしくて素直な女性だと思っていたんですが、出産後は強くなりました。強いだけならいいんですが、理想の育児を目指すあまり、僕を“汚いもの”のように扱うのは勘弁してほしかったですね」

 

帰宅して、もちろん手洗いとうがいをしてから寝ている我が子に顔を近づけると、「やめて」と妻の金切り声が飛んでくる。酒臭いから子どもに悪影響がある、マスクをしろというのだ。「そんな話、聞いたことがない。子どもに触れるにもいちいちアルコール除菌しなくてはいけない。アルコールで手ががさがさになってかえって子どもにいけないような気がしています(笑)」

 

彼の帰宅後のスケジュールもほぼ決められている。子どもの世話に家事。妻が育休をとっている間も、それはきっちり守らないと叱られた。

 

「何かあると、『あなたは家族をどう思っているの』『責任感はないの?』と矢継ぎ早に責める言葉が飛んでくる。妻が不機嫌にならないように毎日、びくびくしながら暮らしているんですよ」

 

冗談ともあきらめともつかない口調で、彼は言葉を投げ出すようにそう言った。

情報提供元:citrus
記事名:「結婚・出産で豹変…! 妻の不機嫌が怖い男たちのホンネ