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【アラフォー的フリマアプリ活用術】「新潮45」に7000円を出す価値とは…メルカリで買ってはいけない転売品の特徴




休刊を発表した老舗雑誌「新潮45」の休刊前最後の号(10月号)がネット上で転売されています。メルカリやラクマ、ヤフオク!では4,000円、7,250円と定価(税込み880円)の数倍で取引されていました。



 



新潮45のように、何かのきっかけで急激に価格が上がってしまう商品は稀にあります。そこで今回は、仕組まれたわけでもないのに高値になった商品をいくつか紹介し、あわせて取引上の注意点もお伝えしましょう。



 



 



■コロコロコミックが3,000円



 



小学館の漫画誌「月刊コロコロコミック」の18年3月号は、一部の漫画作品に「不適切な表現があった」として販売中止となりました。お気に入りの漫画を読みたくて毎月発売を楽しみにしている人は、「どうにかして手に入れたい…」と思うのも当然でしょう。そんな読者の思いを反映してか、同誌はメルカリなどで3,000円(定価は税込み530円)にもなってしまったのです。



 



ちなみに18年10月15日には、38年間続いた「月刊YOU」が休刊を発表しました。いきなり休刊するわけではないので、慌てて買うこともないのでしょうけれど、今後は高値で取引される可能性は否定できません。



 



 



■「ピザポテト」や「ハーゲンダッツ」も価格高騰



 





15年2月に発売されたハーゲンダッツの華もちシリーズ。人気に製造が追いつかず、発売からたった2日で販売休止となりました。メルカリなどでは1個あたり500円ほどに高騰。スーパーのおよそ2倍です。



 





17年には「ピザポテト」が、原材料不足を原因に販売休止となりました。メルカリやヤフオク!では即転売が始まり、1袋4,000円近くで取引されました。定価の40倍以上の計算です。しかし、2か月後の再販をきっかけに価格は下落しました。



 



以上、3つの例を挙げましたが、いずれも「手に入らない」という不安が購買活動につながっています。これは人の心理として仕方ない部分もありますが、転売する側はそこをうまく利用します。ただ、3つの例では買い手は漫画のファンだったり、どうしてもお菓子が食べたい人だったりするわけで、たとえばオイルショックのような全国的な動きになることはないと思います。



 



 



■品切れのタイミングはばらばら



 



スーパーやコンビニで売られる商品は、品薄になるタイミングがばらばらだと感じたことがあります。ハーゲンダッツは、私もニュースになったタイミングでスーパーへ買いに行きました。すでに売り切れか?と思いきや、普通に売られていたのです。しかし、ニュースを見た人が買ったのでしょうか、数日後には品切れとなっていました。フリマアプリなどで高く買う前にまず、近くのスーパーに在庫があるかどうか確認した方が良さそうです。



 



ニュースになる商品は販売終了ではなく、「販売休止」の場合が多いと感じます。なので、販売再開のタイミングを待ってから本来の価格で買うのも手です。ピザポテトのように販売休止から2か月で復活することもあるので、冷静な状況判断が大切です。



 



 



■転売は嫌がられるという真実



 



品薄状態のモノをメルカリなどで転売することに対しては、批判も上がっています。何かと話題になるチケットもそうですし、今回紹介した商品も例外ではありません。



 



それは製造販売する側も同じ。その最たる例が「獺祭」を製造する旭酒造です。今年7月の西日本豪雨で酒蔵が被害を受け、獺祭を出荷できなくなりました。その際、同社はTwitterに「すぐに商品がなくなる想定はございません。みなさまのご理解、ご協力をよろしくお願い致します」と投稿。この直前には、獺祭のネット転売をうけて「お願いです。高く買わないでください」という意見広告を新聞出稿し、大きな反響を呼んでいました。



 



販売する側も転売を嫌っています。転売で儲けることは、一部を除き犯罪になりません。でも同時に、新聞出稿してまで消費者を守ろうとする会社があることを忘れてはならないでしょう。


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