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「5秒以上見つめるのは禁止」というセクハラ対策に男性からの切なるお願い




床に落とした食べ物をサッと拾ってパッと口にする「5秒以内(に拾って食べた)なら(雑菌も落とした食べ物に侵食しないから?)大丈夫!」といった、学術的にはほとんどなんの根拠もない定則を、いまだ自分の勝手に合わせて(「捨てるのはもったいない」「落としたモノが大好物」…etc)持ち出す御仁は多いが、そんな「5秒ルール」が、なんと! セクハラ界(「界」?)にまで及びつつある動きがあるという。



 



「誰かを5秒以上見つめるのは禁止」



 



あまり笑えない単なるジョークと思いきや、どうやら時季外れのエイプリルフールでもなんでもない真面目な話であるらしく、



 




世界中で「#Me Too運動」が広がりを見せる中、セクハラ防止のため、アメリカの動画配信大手『ネットフリックス』が導入したもの……と、イギリスのメディアが報じ、話題となっている。




 



……と、FNN PRIMEが伝えていた



 



「さすが訴訟大国アメリカ!」とついつい唸らざるを得ない、日本人ではなかなか発想にも到らない、凄まじく先鋭的かつ過激なセクハラ対策であり、もしこのルールが一企業の規則にとどまらず、嫌煙のごとく“世界の主流”となってしまった日には……なんてことを想像すると、背筋がゾッと寒くなる。



 



一昨日、私はちょっとした用事があって、citrus編集部があるAll About本社に顔を出したのだけれど、All Aboutサンはキレイなおねえさんがたくさんいるので、キョロキョロしながらゴメス好みの女性を発見するごとに、その彼女らをおそらく5秒どころか10秒以上じ〜っとガン見していると、citrus編集長殿から「まるでハンターの目ですね」なんて指摘を、苦笑い混じりでされてしまった。



 



いくら、私が外部の人間とは言え、コレも相手に気付かれたら、そしてきっちり「はい5秒!」と時間を計測されでもすれば、れっきとしたセクハラ……ってことになっちゃうわけですよね? 



 



仮に、そういった風潮がもっと蔓延の方向へとエスカレートし、日常生活においてですらスタンダードと化してしまったなら……もしかすると満員電車で偶然隣り合わせた女性の胸の谷間を眺めただけでも「痴漢です」と訴えられちゃうのかもしれない。もちろん、そこそこ空いている電車で前に座っている女性の無防備なパンチラを寝たフリして薄目で凝視する行為も、誰かに確認されたらアウトである。



 



まあ実際のところ、この「5秒ルール」を“加害者”に公的なかたちで該当させるには、さまざまな問題が生じるのは申すまでもなく、結局は「各人の自制心にお任せする」のが着地点になるのではないか……と私は予想するが、それを“マナー”として強要するんだったら、男性側からもひと言お願いしたいことがある。



 



レディの皆さま! どうか露出度の高い服装で出勤するのは控えてほしい。胸元のユルいシャツや太ももが眩しいミニスカなんかで社内を練り歩かれたり、ミーティングで隣に着席されたりすれば……そりゃあ、おのずと目が行っちゃうでしょ。たとえ露出度が低くてもカラダのラインがくっきりわかるスーツとかもダメ! できれば制服着用を義務としていただき、そのデザインはダボダボの宇宙服みたいな感じが望ましい……?


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